激マブ探偵なな 手淫が炸裂する時

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激マブ探偵なな 手淫が炸裂する時
テアトル新宿での舞台挨拶
監督 横山翔一
脚本 奥山雄太
出演者 きみと歩実
亜矢みつき
ジューン・ラブジョイ
長野こうへい
撮影 佐藤直紀
編集 横山翔一
秋野太郎
製作会社 ふくよか舎
配給 オーピー映画
公開 日本の旗 2021年7月2日
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
前作 新橋探偵物語
次作 新橋探偵物語2 ダブルリボルバーラヴ
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激マブ探偵なな 手淫が炸裂する時』(げきマブたんていなな しゅいんがさくれつするとき)は、2021年に公開された日本の映画[1]2021年5月21日に公開予定だったが、緊急事態宣言発令により延期され、2021年7月2日より公開された[2]

概要[編集]

新橋探偵物語 駅前サウナの怪人編 衣装展示(2021年)
新橋探偵物語 駅前サウナの怪人編 小道具展示(2021年)

本作は『新橋探偵物語』(絶倫探偵 巨乳を追え!)で助手として活動したチャイナガール・ななを主人公に置いたスピンオフ続編であり、前作と同じく新橋を舞台にしたコメディ作品でもある。『新橋探偵物語』のスタッフも引き続き参加するほか、同作のキャストも多数登場する。映画ライターの切通理作は「直系の続編」と位置付けている[3]。前作では主人公がセックス探偵になるまで描かれたが、今作ではセックス探偵が不在の新橋が描かれる[3]

予告編ナレーションは本作未出演の秋乃ゆに[1]

特集上映「OP PICTURES+フェス2021」では2021年11月6日より『新橋探偵物語 駅前サウナの怪人編』のタイトルで上映[4]

あらすじ[編集]

セックス探偵の果梨と助手のななは、中国式オイルエステ店を拠点に新橋の平和を守ってきた。街で、女性が次々に失踪する謎の事件が起こるが、果梨はニューヨーク市警の霞とのセックスにのめり込みそれどころではなかった。ななは新人のチャイナガール・ハチと、セックス探偵予備軍である仮性セックス探偵たちとともに、事件解決を目指す。

調査を続けるうちに女性上司に恨みを持つ男性サラリーマン、加えて超男尊女卑犯罪結社・ADAM(アダム)の影がちらつき出す。

キャスト[編集]

なな
演 - きみと歩実
片言の日本語を操るリトル・チャイナ・ガール。セックス探偵の探偵助手であるが、普段はチャイニーズエステ「アメノウズメ」に勤務する。日夜性技を極め鍛錬している[3]
ハチ
演 - 亜矢みつき
「アメノウズメ」の新人エステティシャン[3]
果梨玉男(ハテナシタマオ)
演 - 長野こうへい
2代目セックス探偵であり売れない俳優。ギンギンエレクションは健在であるが、本作では別現場に赴いてる上、セックス探偵として機能不全を起こしている[3]
霞・ラヴクラフト
演 - ジューン・ラブジョイ
ニューヨーク市警よりやってきた刑事[3]
珍鎮
演 - あらい汎
新橋在住の初代セックス探偵。老獪にしてエロい[3]
前張達郎
演 - 伊神忠聡
俳優であり、果梨の友人。
権座我鳴
演 - 近藤善揮
新橋に拠点を置く映像制作会社GOカンパニー代表。
山田太郎
演 - 竹内健史
トリプルエイチホールディングスに勤務する肩身の狭い男性サラリーマン。新橋支配をもくろんでおり、媚薬を使って男尊女卑の世界発展を狙う。
クロフク
演 - 高木健
新橋の客引き。
長尾彩
演 - 卯水咲流(特別出演)[3]
公安の捜査官。本作では出世しており、セックス探偵のセックスセンス開放は霞に引き継いでいる。
大家さん
演 - 木村香代子[1]

スタッフ[編集]

  • 監督:横山翔一[5]
  • 脚本:奥山雄太
  • 企画:横山翔一
  • 助監督:秋野太郎
  • 編集:横山翔一、秋野太郎
  • 制作担当:八ツ橋翔次、鶴丸彩
  • 撮影:佐藤直紀
  • 照明:岩渕隆斗
  • 録音:田中秀樹
  • 音楽:ひと:みちゃん
  • 劇伴:松石ゲル、伊藤資隆
  • 衣裳:長瀬由依
  • 装飾:岩間洋
  • 美術:柴田正太郎
  • 特殊造形:快歩
  • ヘアメイク:安藤メヰ
  • スチール:篠田卓也
  • VFX:秋野太郎
  • 整音:田中秀樹
  • タイトル:大脇初枝
  • 仕上げ:東映ラボ・テック
  • 制作:ふくよか舎
  • 提供:オーピー映画

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e きみと歩実と謎の怪人がエステバトル「激マブ探偵なな」公開、監督は横山翔一”. 映画ナタリー. ナターシャ (2021年7月1日). 2021年7月1日閲覧。
  2. ^ 激マブ探偵なな 手淫が炸裂する時”. pg-pinkfilm.com (2021年7月2日). 2021年7月2日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h キネマ旬報社『キネマ旬報』2021年7月上旬号 140頁
  4. ^ Inc, Natasha (2021年10月22日). “R15+ピンク映画の祭典「OPフェス」ラインナップ解禁、ビジュアルにはきみと歩実”. 映画ナタリー. 2021年10月22日閲覧。
  5. ^ 株式会社つみき. “映画『新橋探偵物語 駅前サウナの怪人編』の感想・レビュー[24件 | Filmarks]”. filmarks.com. 2022年12月4日閲覧。

外部リンク[編集]