平出久雄
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平出 久雄(ひらで ひさお、1904年(明治37年)11月14日 - 1984年(昭和59年)1月3日)は、昭和期の雅楽研究家[1]。
経歴[編集]
東京の生まれ[1]。早稲田実業(現・早稲田大学系属早稲田実業学校)を1923年(大正12年)に卒業後、雅楽の実技を辻英吉や多忠保、多忠重らから学んだ[1]。楽家所蔵の文献を調査しその文献を踏まえて[1]、「多氏本家蔵品目録」「豊氏本家蔵書目録」などを作成したが、第二次世界大戦の戦災で多くの資料を失った[1]。
1942年(昭和17年)に楽道選書刊行会を設立し[1]、雅楽の歴史研究や楽書の書誌研究に関する論文等を多数発表した[1]。後に雅楽の資料収集家として著名となった[1]。