博多七流

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博多七流(はかたしちながれ、はかたななながれ)とは、博多祇園山笠を奉納する、千代流恵比須流土居流大黒流東流中洲流西流の7つのを指す総称である[1]

なお「博多七流」と呼ぶ際に、現在山笠を奉納しない福神流は含まれない。

博多七流の変化[編集]

かつての博多七流は、市小路流(呉服町流)・東町流(東流)・洲崎町流(大黒流)・西町流(西流)・石堂流(恵比須流)・土居流・魚町流(福神流)であった。

幕末には10流になり、その後更に増え13流となるが、現在は、千代流恵比須流土居流大黒流東流中洲流西流の7流となる。福神流を加えると8流になる。

博多松囃子の流[編集]

博多松囃子は、福神流恵比須流大黒流が行う。それに加え稚児流を東流西流が交代で行う。

千代流土居流中洲流博多松囃子には参加しない。

脚注[編集]

  1. ^ 祭礼観光経済序説 - 国立歴史民俗博物館学術情報リポジトリ