北抜き

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北抜き(ぺーぬき)は、古典的な三人麻雀のルール。東天紅に比べて和了平均点が低い。

概要[編集]

  • 北は抜きドラ
  • 役・点数計算が通常と異なる。
  • めくりドラが存在する。
  • 和了には2点が必要(ドラも1点と数えてよい)。
  • 前局の和了者が次局の親になる。

めくりドラ[編集]

和了時に嶺上牌から2枚めくり、その2枚の次位牌(ネクスト牌)をドラとして加点する。

北抜きの計算方法の概説[編集]

符計算は行わず、あがり役の点を加算してゆく。

  • 例1:和了(1点)+門前(1点)+立直(2点)+放銃(2点)+七対子(3点)+ドラ1(1点)=10点
  • 例2:和了(1点)+ドラ1(1点)=2点

自摸和了は両方から・出和了は放銃者から点棒を貰う。

北抜きの役[編集]

1点役

2点役

3点役

6点役

12点役

チョンボ[編集]

チョンボは10点オールの罰符となる。