伝説の船

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伝説の船』(でんせつのふね 原題:The Ship Errant)は、アメリカ合衆国の作家ジョディ・リン・ナイが書いたSF小説である。原案はアン・マキャフリイ。「歌う船シリーズ」としては、宇宙船を舞台としない「戦う都市」も含めて6作目の作品である。

あらすじ[編集]

キャリエル(親しい者はキャリと呼ぶ)とケフは、惑星オズランで地球からの移民の子孫と玉蛙(透明な球に入った両棲類)たちの、共同社会を作り上げることに成功した。今回は玉蛙たちの故郷の惑星を、探してほしいという依頼があった。玉蛙たちもおよそ1000年前に、どこかの惑星からオズランに移住してきたというのだ。

登場する主な人間および異星人[編集]

  • キャリエル - サイボーグ宇宙船になった女の子。愛称はキャリ。
  • ケフ - キャリエルの相棒を務める筋肉(ブローン)。
  • 高い眉 - 惑星オズランの玉蛙たちの代表。
  • 滑らかな手 - 惑星クリディの評議会の長老。
  • つぶらな瞳 - 惑星クリディの評議会委員。
  • サンダーストーム - 惑星テレリエの宇宙計画責任者。
  • サンセット - サンダーストームの助手。
  • ビスマン - 宇宙海賊の首領。地球人。

書誌情報[編集]

『伝説の船』 嶋田洋一訳 創元SF文庫 1998年4月17日 ISBN 4-488-68309-6

脚注[編集]