メタ磁性

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

メタ磁性(メタじせい)は、物質が急速に強く磁化される現象である。固体物理学の多くの対象を含むテーマであるため、長らく研究されてきた[1]。これは、外部の磁場がスピンの反強磁性などを破り、スピンを磁場方向に揃えることで発生する。反強磁性体では塩化鉄(II)などに現れる[2]

脚注[編集]

  1. ^ 青木 大. “典型的な重い電子系物質で初めて明らかになったメタ磁性と反強磁性の分離 ~ミステリー・プラトーを巡って~”. 日本物理学会. 2022年9月4日閲覧。
  2. ^ "メタ磁性". 化学辞典 第2版. コトバンクより2022年9月4日閲覧