ミミゲコビトキツネザル

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ミミゲコビトキツネザル
ChirogaleusTrichotisWolf.jpg
ミミゲコビトキツネザル Allocebus trichotis
保全状況評価[a 1][a 2]
DATA DEFICIENT (IUCN Red List)
ワシントン条約附属書I
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: サル目 Primates
: コビトキツネザル科
Cheirogaleidae
: ミミゲコビトキツネザル属
Allocebus
: ミミゲコビトキツネザル
A. trichotis
学名
Allocebus trichotis (Günther, 1875)
和名
ミミゲコビトキツネザル
英名
Hairy-eared dwarf lemur

ミミゲコビトキツネザルAllocebus trichotis)は、哺乳綱サル目(霊長目)コビトキツネザル科ミミゲコビトキツネザル属に分類されるサル。本種のみでミミゲコビトキツネザル属を構成する。

分布[編集]

マダガスカル北東部[1][2]固有種

形態[編集]

体長12.5-16センチメートル[2]。尾長14-19.5センチメートル[2]体重0.07-0.09キログラム[2]。背面の毛衣は淡赤色や褐色がかった灰色や明褐色、腹面の毛衣は白や淡黄色、淡灰色[1][2]。耳介周辺の体毛が伸長する[1][2]

生態[編集]

降雨林に生息する[2]。ペアもしくはその幼獣からなる家族群を形成して生活すると考えられている[2]夜行性で、昼間は樹洞で休む[2]。5-9月の乾季(冬季)には休眠すると考えられている[2]

食性は植物食もしくは雑食で、花の蜜や樹脂などを食べると考えられている[2]

人間との関係[編集]

記載後の発見例がまれで標本数も2-3体しかなく絶滅したと考えられた事もあったが[1]1989年に再発見され新しい分布域も発見されている[2]。しかし分布が限定的かつ断続的で、開発による生息地の破壊などによる生息数の減少が懸念されている[2]

飼育下では昆虫果実蜂蜜を食べた例もある[2]

参考文献[編集]

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  1. ^ a b c d 今泉吉典監修 D.W.マクドナルド編 『動物大百科3 霊長類』、平凡社1986年、26、31頁。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ8 太平洋、インド洋』、講談社2001年、152頁。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

  1. ^ CITES homepage
  2. ^ The IUCN Red List of Threatened Species
    • Andrainarivo, C., Andriaholinirina, V.N., Feistner, A., Felix, T., Ganzhorn, J., Garbutt, N., Golden, C., Konstant, B., Louis Jr., E., Meyers, D., Mittermeier, R.A., Perieras, A., Princee, F., Rabarivola, J.C., Rakotosamimanana, B., Rasamimanana, H., Ratsimbazafy, J., Raveloarinoro, G., Razafimanantsoa, A., Rumpler, Y., Schwitzer, C., Thalmann, U., Wilmé, L. & Wright, P. 2008. Allocebus trichotis. In: IUCN 2011. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2011.1.