ボタンウキクサ

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?ボタンウキクサ

ボタンウキクサ(2005年10月)
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: サトイモ目 Arales
: サトイモ科 Araceae
: ボタンウキクサ属 Pistia
: ボタンウキクサ P. stratiotes
学名
Pistia stratiotes L.
和名
ボタンウキクサ
英名
Water Lettus

ボタンウキクサ(牡丹浮草、Pistia stratiotes)は、単子葉植物サトイモ科に属する水面に浮かぶ熱帯性の水草である。英名をウォーターレタス(Water Lettus)という。各地で帰化し、問題視されている。

目次

[編集] 特徴

ホテイアオイのような、浮草になる水草で、水面上に葉を広げ、水中に根を垂らす。 葉は先の丸い、横長楕円形のものをロゼット状につける。葉は白緑色、表面にビロード状の柔らかい毛が一面にはえ、よく水を弾く。葉は縦にひざ状のしわがある。葉には厚みがあり、内部には空洞が多い。つまり、葉それ自体が浮袋になっている。

株が小さいうちは水面に葉を平らに浮かべ、大きくなると葉はやや立ち上がり、サニーレタスのような感じの姿になる。 株の下側からは多数の根が伸びる。根は糸状で枝分かれせず、多数の髭根を伸ばす。 花は葉の隙間に咲く。白っぽい緑で目立たないが、小さいながらも仏炎苞の中に肉穂花序がつくという、サトイモ科の特徴的な花をつける。

株元から水面に匍匐茎を伸ばし、その先に子株を生じて無性生殖する。繁殖はとても速く旺盛で、水面を埋め尽くすほど。 その繁殖力から日本でも帰化し、日本固有の植物を駆逐し問題となっている。

熱帯地方に広く分布し原産地は南アメリカと言われる。

花序

[編集] 利害

美しい花は咲かないが、形の面白さと水面で育てられる手軽さのため、広く栽培され、また逸出して野生化している。日本にも観賞用に持ち込まれた。

他方、ホテイアオイほど大きくはならないものの、同じように水面を覆いつくし、水路を塞ぎ、場合によっては大きな影響を与えることでは変わりがない。 日本においても大阪の淀川での大繁殖が問題となるなど、駆除に手を焼いている地域もある。 このため、2006年2月に「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」に基づく「特定外来生物」に指定され、学術研究などの特別な目的以外での栽培、保管、運搬が禁止された。

食すると、苦味と柔らかい毛がトゲのような食感になり、喉がチクチクして美味しくない。うがいをしても残るほど毛がしつこい。

[編集] 分類

一属一種である。サトイモ科としては例外的な水草であり、他に似たものがいないため、一種でボタンウキクサ亜科を構成する。

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