フッ化パラジウム(IV)
| フッ化パラジウム(IV) | |
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| 識別情報 | |
| CAS登録番号 | 13709-55-2 |
| PubChem | 101085592 |
| ChemSpider | 24771345 |
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| 特性 | |
| 化学式 | F4Pd |
| モル質量 | 182.41 g mol−1 |
| 外観 | ピンク[1]または赤レンガ色[2]の結晶固体 |
| 関連する物質 | |
| その他の陽イオン | フッ化白金(IV) |
| 関連物質 | フッ化パラジウム(II) フッ化パラジウム(II,IV) |
| 特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 | |
フッ化パラジウム(IV)(Palladium(IV) fluoride)または四フッ化パラジウム(Palladium tetrafluoride)は、パラジウムとフッ素からなる無機化合物で、化学式はPdF4である。この中のパラジウム原子の酸化数は、+4である[2][3]。
合成[編集]
フッ化パラジウム(IV)は、フッ化パラジウム(II,IV)とフッ素ガスを7気圧300℃で数日間反応させることにより合成される[1]。
反応[編集]
フッ化パラジウム(IV)は強い酸化剤であり、湿った空気中で急速に加水分解される[1]。
関連項目[編集]
出典[編集]
- ^ a b c Rao, P. R.; Tressaud, A.; Bartlett, N. (1976). “The tetrafluorides of iridium, rhodium and palladium”. J. Inorg. Nucl. Chem. 28: 23-28. doi:10.1016/0022-1902(76)80588-X.
- ^ a b グリーンウッド, ノーマン; アーンショウ, アラン (1997). Chemistry of the Elements (英語) (2nd ed.). バターワース＝ハイネマン. pp. 1152–1153. ISBN 978-0-08-037941-8。
- ^ Housecroft, C. E.; Sharpe, A. G. (2008). Inorganic Chemistry (3rd ed.). Prentice Hall. pp. 788-789. ISBN 978-0131755536