ビジネス会話力検定

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ビジネス会話力検定
実施国 日本の旗 日本
資格種類 民間資格
分野 接客、教育・教養
試験形式 実技
認定団体 一般財団法人 全国就職活動支援協会
等級・称号 一般部門、上級部門
公式サイト 一般財団法人 全国就職活動支援協会
ウィキプロジェクト ウィキプロジェクト 資格
ウィキポータル ウィキポータル 資格
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ビジネス会話力検定は、一般財団法人 全国就職活動支援協会が主催・運営する検定試験である。

概要[編集]

当検定試験は、実務現場における適切な会話(ビジネス会話)の技能を測定することを目的としている。
受験資格は特に設けていないが、主に就職活動中の大学生の面接試験対策や、入社間もない新入社員への基礎研修を目的に実施される事が多い。

試験内容[編集]

試験は電話上で実施される(携帯電話も可)ため、試験会場は存在しない。
試験の流れは各級以下の通りとなる。

  1. 受験申込完了後、受験者の自宅に受験票が送付されるので、受験用電話番号に電話をかける。
  2. 自動音声案内に従い、受験票の記載内容を入力する。
  3. 自動音声の課題に対し、口頭で適切な回答を行う。
  4. 回答は全て音声データとして保存され、全国就職活動支援協会にて採点が行われる。
  5. 合格基準に達した場合、資格認定となり、合格証書および認定カードが自宅に送付される。

各級ごとの出題内容は以下の通りとなる。

一般部門[編集]

質問数は全12問、所要時間は15分となる。

職場会話 仕事場での日常会話力を判定する。
電話会話 電話対応のスキルを判定する。
接客会話 来客と接する際の対応力を判定する。

上級部門[編集]

質問数は全15問、所要時間は20分となる。

職場会話 仕事場での日常会話力を判定する。
電話会話 電話対応のスキルを判定する。
接客会話 来客と接する際の対応力を判定する。
英語会話 ビジネス英会話力を判定する。

備考[編集]

電話受験という特性上、電波状態が良好な場所を確保する必要がある。

参考書[編集]

試験対策用の参考書として、以下の書籍がある。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]