パリ日本文化会館
パリ日本文化会館(仏:Maison de la culture du Japon à Paris)は、フランスのパリ15区にある文化施設。1997年にオープンした。運営は国際交流基金が行っている。
概要[編集]
1982年に、フランスのフランソワ・ミッテラン大統領が訪日した際、日本の鈴木善幸首相との首脳会談で合意、1994年に着工、1997年5月に完成した。設計者は山中昌之とイギリスの建築家ケネス・アームストロング (Kenneth Armstrong)であった。
施設は地上6階、地下5階。大ホール、小ホール、展示ホールや図書館、茶室、日本語教室などがある。舞台芸術(能・狂言等の伝統芸能、日本人アーティストによるジャズコンサート、舞踏など)、講演会、映画上映のほか、生け花、書道、漫画、囲碁などの各種教室・ワークショップを通じて、日本文化を紹介している。
施設の前のスペースは1999年に京都広場 (Place de Kyoto) と名付けられた。
最寄駅はシャン・ド・マルス=トゥール・エッフェル駅、またはパリメトロ6号線のビラケム駅(Bir-Hakeim)。
関連項目[編集]
- 日仏会館(東京にある同規模の会館。運営主体はパリ日本文化会館と異なり、1924年に、渋沢栄一と、当時の駐日フランス大使ポール・クローデル等によって設立された団体(現名称:公益財団法人日仏会館)であり、パリ日本文化会館とは全く関係ない)