バルドー

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誕生/背景[編集]

グッチグループ元CEOロバートポレット(Robert Polet)氏とメキシコで最も影響力あるアイスクリーム製造企業CEOハビエルブリセノ氏(Xavier Briseno)が誕生させたラグジュアリーブランドで、ランドーアソシエーツ(Landor Associates)がブランディングデザインを完成させ、ゲンスラー(Gensler)が空間デザインに参加し、ラグジュアリーアイスクリームブランドとしてデビュー。

ブランドデザイン、ランドー(Landor)[編集]

アップル、ナイキ、グーグル、サムソン、LG等グローバル的なブランド及び企業のデザインに参加し、BI、及び関連デザインに関わる世界的なデザインコンサルティング社、ランドーアソシエーツで1年間11人のプロジェクトチームが構成され、バルドー(BARDOT)のブランドデザインを誕生させた。

バルドーの企画段階から、BI、パッケージング、ブランディング、コミュニケーション、キャンペーン等様々な部門のデザイン及び広告映像に至るまですべての段階を経てデザインを完成させ、2012年末完成させたデザインをグローバルデザインアワードに出品した。

アワード[編集]

出品されたデザインはグローバル8個部門のデザイン、ブランディング、広告関連受賞を席巻した。

区分 広告祭 受賞部門 アワード
2012年 Cannes Lions(カンヌ国際広告祭) デザイン ブロンズライオン受賞
Platinum Pentaward ラグジュアリー 大賞
The Clio Awards 企業イメージ統合戦略 デザイン優勝
D&AD Awards ブランディング/ブランディングプラン/スモールビジネス 大賞
One Show Design Bronze pencil ブランディング/ロゴ ブロンズペンシル受賞
One Show Design Merit Award 企業イメージ統合戦略/キャンペーン デザイン優勝
The Dieline Awards ザアートオブブランドパッケージング デザイン部門受賞
2011年 The Under Consideration awards ブランドニューアワード(ベストカテゴリー) 大賞

カンヌ国際広告祭ブロンズライオン受賞作[編集]

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バルドー、アイスクリームブランド初カンヌ国際広告祭受賞

空間デザイン、ゲンスラー(Gensler)[編集]

バルドーアイスクリームショップインテリアデザインは世界的な建築、デザイン、プランニング企業ゲンスラーからデザインされた。

上海の上海タワー、アブダビファイナンシャルタワー等海外優秀な建築物と国内では「ホテル1899東京」等の空間デザインを手がけた。

バルドー空間デザインの法式[編集]

  • SIMPLE & COMPLICATED – シンプル且つ複合的
  • OLD & NEW – 古典的ながら新しい
  • MODERN & VINTAGE – モダンでありながらヴィンテージ

バルドーは予想外の組合せを通して創造された魔法のような空間を追求している。「現代的なタッチ」と「過去を連想させる神秘的魅力」が共存する芸術的な空間と解釈することも可能であろう。バルドーアイスクリームショップは美しく制作されたラグジュアリーアイスクリームに対する経験と愛を情熱的に共有することである。[2]

カリフォルニアショップ[編集]

バルドーアイスクリームショップはカリフォルニアロスアンゼルス及びサンディエゴにオープンしたことがある。

サンディエゴショップはアメリカCBSニュースでも取り上げられるほど人気だったが、ロスアンゼルスは外郭地域であるアニタ地域に入店し、流動人口が多くなく、興行記録の更新は芳しくなかった。

バルドー海外事業(韓国)[編集]

バルドーのグローバルアイスクリーム事業権をダニエル・ヨンが引き受けることになる。2013年バルドーはアメリカのスペシャルティーコーヒーブランドとともに韓国チョンダムドンにブティックショップをオープンする。唇アイスクリームという話題ができて、百貨店及びオフライン追加ショップを展開し、SMアーティストアイスクリーム、メルセデスベンツアイスクリーム、アライア(Alaïa)等とのコラボレーションを通じてラグジュアリー手作りアイスクリームとして注目された。


M&Aを通じたセカンドラウンド[編集]

セブンモンキーズとズーコーヒーを排出した香港の著名な外食企業ズーホールディングス(Zoo Holdings Group)はバルドーのブランド価値を高く評価し、2016年グローバル商標権の引き受けとバルドーアイスクリーム事業権まで引き受けた。2021年フランスのパリでグローバルヘッドクォーターでBARDOT IIを設立し現在バルドーのセカンドラウンドを推進している。

ブランド誕生の目的に合うラグジュアリーブランドポジショニングのためにバルドーは「A Masterpiece of Luxury」という新たなカテゴリーを確立し、商品よりはラグジュアリーなマスターピース作品性が込められたファッション、ビューティー分野の事業を拡大した。

ビューティーテクノロジー[編集]

既存には存在していなかったモデュール化が可能なタイプの容器と独自的に開発した高機能性バルドーオールインワン(BARDOT AIO)ラインを展開している。

2021年12月ブランドランチングを通してAIO Vitatech女性オールインワンビタテックを単独発売した。

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アンダーウェア[編集]

Fancy but Functional, 機能的でありながらオシャレというモットーにマイクロモーダル等高機能性素材を使用した優れた機能性とバルドーのセンシュアルなパターンが融合された作品性のあるアンダーウェアを初公開した。

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マーケティング&プロモーション[編集]

韓国の京釜高速道路及び江南(カンナム)地域の屋外広告物等10か所以上のフリーマーケティングをはじめに、ブランドを知らせるキャンペーンを展開している。

人物[編集]

地名[編集]