ノート:Tert-ブチル基
訂正についてのコメントです
- 「そのかさ高さ、3つのメチル基による電子供与性などのため特異な性質を示すことが多く有機化学上しばしば研究の対象となる官能基である」の記述は以下の理由で表現として過剰であると考えます。
- かさ高さと、電子供与性については一置換、二置換、三置換アルキル基の共通の特性であり、tert-ブチル基について特異な性質というわけではない。
- また、Tert-ブチル基自体での基礎研究は完了していると考えるのが通常であり、その基礎研究で知りえた特性に基づいて応用研究の場面で多用されているというのが実際です。あら金 2006年5月1日 (月) 12:40 (UTC)
- 「例えばトリメチルシリル (TMS) エーテルに比べ、tert-ブチルジメチルシリル(TBS または TBDMS)エーテルは酸に対して約2万倍も安定となる。」は正確には酸に対する安定性ではなく溶媒に対する安定性の向上であると考えます。
- シリルエーテルは酸性条件あるいは塩基性条件のいずれでもプロトン溶媒による求核攻撃を受けて溶媒分解します。反応機構的も後述のtert-Butyl etherのようにプロトンの酸素へのプロトネーションによりtert-Butyl cationがE1的に脱離しているわけではないので、酸に安定というのは結果に過ぎません。また、嵩高さとの関係の説明について言及されていません。あら金 2006年5月1日 (月) 12:40 (UTC)
- 「tert-ブチルリチウムは有機合成において利用しうる最強の塩基の一つである。」の文は高い電子密度の利用とどのような関係があるかが言及されていません。前半はカルボカチオンの話で後半に突然tert-ブチルリチウムの話を持ち出されても(リンクの先に説明があるわけでもなく)筆者が何を説明したいのかはよくわかりません。あら金 2006年5月1日 (月) 12:40 (UTC)
- 「ピバリン酸」は誤称・俗称で「ピバル酸」(pivalic acid)が正式です。あら金 2006年5月1日 (月) 12:40 (UTC)