ノート:運動神経

運動神経 　体の内臓の筋肉の動きを指令するための信号を伝える神経の総称。 頭部では脳神経、体部は、脊髄神経として、中枢から離れて末梢に向かうので遠心性神経と言う名称でも呼ばれている。 体性運動神経 　骨格筋を支配する神経は、体性運動神経と呼び多くの本では「随意運動」に関係すると記されていることが多いが、実際の運動の際に同時的に起こる多数の骨格筋の収縮は小脳や脳幹での統合的な働きの結果として起こされるのであって真に意識されるとは限らない。 内臓運動神経 　他方、内臓や感覚器の平滑筋や心筋の収縮は内臓運動神経として自律神経により自動的に行われるが、無論中枢全体の感情的な動きと無関係ではなくいずれかに接続点を持っているこのため怒りや興奮に伴いどう瞳孔散大筋、胃腸平滑筋、心筋などのすべてが影響を受けることで生じる。