ノート:連邦政府 (ドイツ)

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“Heimat” (ハイマート)の訳語について[編集]

2021年12月発足のオーラフ・ショルツ内閣で就任した、ナンシー・フェーザー内務大臣(Bundesminister des Innern und für Heimat)が担当する職務には“Innern”(いわゆる内務)の他にもう一つ“Heimat”がありますが、うまく訳語が思い浮かびません。

戦後東西両ドイツに分断されたのちの再統合問題、また、EUに押し寄せる難民を受けいれるにあたって国家的アイデンティティの揺らぎをも抱える現在のドイツにあって、“Heimat”の語が持つニュアンスは、「祖国」防衛のような“民族主義的”なものでも、日本の「ふるさと」納税のような“牧歌的”ものでもなくて、独特的なものであろうと思います。(敢えて言うならば、国民の「連帯」意識?)

参考に、ドイツ語版"Heimatrecht"の記事も読んでみるのですが、上に記したような問題との関連は見当たりません。(その記事に即して言えば、「住む」権利のようなもの?)

研究者によれば、“Heimat”の語にはドイツ語特有のニュアンスがあることが取り上げて記述されています。【出典:佐藤裕子(1998年3月刊)Heimat : ナショナリズム・帰属意識・牧歌的なもの”. 関西大学学術機関リポジトリデータベース (2019年11月19日). 2021年12月11日閲覧。

上手く訳語が見出せれば、本文記事の改訂に移りたいと希望しています。--東京オリンピック1964([利用者‐会話:東京オリンピック1964|会話]) 2021年12月11日 (土) 04:41 (UTC)[返信]

特に、学術的見地から適切な訳語を得られる資料は今のところ見当たりませんが、総務省ホームページで掲げられている文書において、第4次メルケル内閣当時の“Bundesministerium des Innern, für Bau und Heimat”に「連邦内務、建設及びコミュニティ省」の訳語が充てられているところであり(おそらく英訳に準ずるもの)【諸外国における情報公開制度に関する調査研究報告書(平成31年3月)233頁を参照】、とりあえずこれに合わせてのが妥当であると考えます。--東京オリンピック1964会話2021年12月13日 (月) 13:00 (UTC)[返信]