ノート:肉鰭綱

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肉鰭亜綱から肉鰭綱への記事の移動を提案します。現在、魚上綱は使用されなくなる傾向にあり、また硬骨魚綱も同様です。魚類の詳しい分類体系については、魚類の項目をご覧下さい。--Ozerot 2006年10月11日 (水) 17:02 (UTC)[返信]

移動操作を拝見しました。魚類の分類についてはほとんど知識がありませんが、興味を感じましたので教えて下さい。朝倉書店、オックスフォード「動物学辞典」、2005年、の魚上綱の項 (p.135) を読んでみました。魚上綱には軟骨魚綱と硬骨魚綱など4綱が含まれること、最も新しい分類では魚上綱という分類が人為的であるという批判があることが書かれていました。しかしながら、従来の分類が何と言う名称なのか、Ozerotさんの分類は何と称されているのか、分類の全体像を知るにはどのような書物を参照すれば良いのかが分かりません。2005年発行の書籍なので魚上綱という用語がまったく使われていないということもないのではありませんか。魚類にある分類体系の変更もOzerotさんの手によるものですが、こちらにもこれ以上の知識を得るための手がかりがありませんでしたので。---Redattore 2006年10月17日 (火) 15:48 (UTC)[返信]
分類の全体像に関しては、以下の文献を読まれることをおすすめします。
  • Fishes of the world, Joseph S. Nelson -- 4th edition (2006)
  • 岩井保 『魚学入門』 恒星社厚生閣、2005年、220頁
Fishes of the world は分類学の専門書で、2006年現時点での最新の魚類の分類体系について詳細な記述があります。『魚学入門』の分類はこれよりもやや古いですが、上位の分類体系に関しては Fishes of the world の4th edition とほぼ同じです。最初に読まれるなら、こちらが分かりやすくて良いと思います。
さて、魚類やその他の項目で執筆した分類体系ですが、これは「Nelson の分類」といってよいかと思います。『魚学入門』にも、Nelson の分類は多くの研究者が参考にしている、との記述がありました。魚上綱を使う旧分類の名称は、残念ながら勉強不足で分かりません。しかし近年発行されたいくつかの魚類の書物を読んでも、また「動物学辞典」にもある通り、現在魚類の分類で魚上綱はほとんど使われていません(全部読んだわけではないので、Redattore さんの仰るように全くとは言い切れませんが)。私は魚類の分類に関して、今の日本語版Wikipedia の魚上綱を用いる記事と現行のNelson の分類を用いる書物との間にかなりギャップがあることを感じ、このように記事を書き直した次第です。ただ、魚類の分類体系は確定的ではなく、最新のNelson の分類にしても絶対ではないでしょう。これはあくまで現在の主流であり、スタンダードだと解釈して下されば結構です。こんなところでよろしいでしょうか。--Ozerot 2006年10月18日 (水) 12:34 (UTC)[返信]
大変参考になりました。魚学入門も手配しましたので、入手しだい読んでみます。魚類の項にも参考文献として転記なさると他の方にも参考になると思います。まだ何も読んでおりませんが、「Nelsonの分類である」ということは魚類の項にはっきり書いた方がたぶん誤解がないでしょうね。Nelsonのフルネームは、Joseph S. Nelsonでしょうか?---Redattore 2006年10月18日 (水) 17:08 (UTC)[返信]