ノート:範囲 (分類学)

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記事名[編集]

ウィキペディアにおいては、あらゆる記事にはひとつ題名を付ける必要があります。記事名は理想的には次のような基準を満たすのが望ましいです。 認知度が高い - 信頼できる情報源において最も一般的に使われており、その記事の内容を表すのに最も著名であると考えられるもの。 見つけやすい - 読者にとって記事の中で見つけやすいもの(そして編集者にとって最も自然に他の記事からリンクできるもの)。 曖昧でない - その記事の内容を曖昧さなく見分けるのに必要な程度に的確な名称であること。 簡潔 - 短く、要点を突いているもの(曖昧さ回避の場合でも、括弧内を短く保つことは必要です)。 首尾一貫している - 他の似たような記事においても、同じように使われているもの。

認知度の観点から、記事名の再検討が必要です。--Blsdjpnhot会話2016年10月29日 (土) 05:17 (UTC)[返信]

コメント本記事を立項したものです。ご指摘ありがとうございます。

すでにWikipedia上における「限界」の語句を用いた記事では、「限界 (音楽)」と「限界 (経済学)」といった語句の後に括弧が付いた記事があり、それぞれ分野によりそれぞれ全く異なる意味に用いられています。本記事の分類学に関する「限界」として調べたい場合、分野を限定する意味で「 (分類学)」の表現を付ける必要があるかと思います。また、「限界」の語句から調べたい分野を限定したい場合は、すでに存在している曖昧さ回避のためのページの「限界」に列挙されている記事の一覧から選ぶことによって、調べたい内容の記事にたどりつけるようになっています。

以前、バージニア州のオールトンの町の記事「オールトン (バージニア州)」と、イリノイ州のオールトンの都市の記事「オールトン (イリノイ州)」を立項したことがあるのですが、記事の検索を限定する為に「オールトン」の曖昧さ回避のページを作成して対処しています。「オールトン (バージニア州)」の記事は審議の対象(オールトンの記事に関する審議)にもなりました。本件の記事名に関する内容と重なる点を言えば、曖昧さ回避のページを設けることで括弧つきの記事が許される。むしろ同じ語句を使っている記事が複数ある場合、一般のWikipedia利用者に明示的に分かりやすくするために、括弧の付いた注釈が必要だと言うことです。

また、「限界」の表現が記事名として相応しいのかと指摘に関しては、本記事の露崎史朗理学博士の出典の中にも「 タクソンの限界circumscription」という表現があるように、分類学においての「限界」の日本語表現があります。分類学として確かに使われている言葉を題名としたWikipediaの記事名から排除しようとするのは、全く理屈に合わないと思います。

分類学で使われる「限界」の表現は、確かに世間一般の認知度は低いと思います。しかしWikipediaはインターネットで調べることが出来る百科事典です。Wikipedia:方針とガイドラインで「ウィキペディアの目的は、信頼されるフリーな百科事典を――それも、質も量も史上最大の百科事典を創り上げることです。--ラリー・サンガー」と書かれています。世間的に認知度が高くない事柄や難解な用語であっても、学術的に重要度が低いとは限りません。Wikipediaが百科事典であるのだから載せられる学術用語は載せるべきだと思います。--Hirotek654会話2016年10月29日 (土) 15:00 (UTC)[返信]

お返事ありがとうございます。やはり露崎先生のサイトが出典なのですね。日本の分類学において確かに使われている表現たる根拠としては、研究者1人のインターネットサイト1件だけではとても言えないばかりか、学術的に十分認知されている日本語訳と言えない可能性すら否定できません。例えば、次の理研の学会講演要旨集では([1])では、「範囲」という訳を用いていますね。学術的に使用されている表現を用いるのであれば、国際動物命名規約や国際藻類・菌類・植物命名規約をご覧になり、出典とするのがよろしいかと思われます。Hirotek654さんの訳された文章を見ると、日本の分類学に精通した方ではなさそうですので、ノートの方に暫定的な訳語を用いた経緯を記して協力者を募るなどの配慮を頂けると、よい記事を作りやすくなるように思います。よろしくお願いします。--Blsdjpnhot会話2016年10月30日 (日) 04:09 (UTC)[返信]
ご教示ありがとうございます。分類学の分野で「限界」という語句を用いている出典は露崎先生以外でも「横田明准教授からの出典」がありますよ。理研の学会講演要旨集では確かに「範囲」という訳を用いていますが、だからといって「限界」という訳語を否定したり間違いだと断じたりするものではないと思います。Blsdjpnhotさんは分類学に関して深い見識をお持ちの様ですが、分類学における「circumscription」の意味が分からず調べようとしているWikipediaの一般の利用者が「範囲」という語句に直ちにたどり着けるとは思えません。Wikipediaが百科事典として、circumscriptionの訳語が「限界」でも「範囲」でも、分類学に詳しくない一般の利用者がその用法の意味を調べた際にこの記事にたどり着けるようにしないといけないと思います。リダイレクトや曖昧さ回避のページを用いることで対処できると思います(参考:「ノート:マルク・リープ」)。正直「circumscription」の(分類学以外での)一般的な用法での訳が「1.(周りを)取り囲むこと、2.制限・限界、3.外接(させること)」である以上、「限界」の訳語から調べられないようにしてしまっては、百科事典として本記事を設けた意味がなくなってしまうように思います。本ノートでは、「記事名の再検討」よりもリダイレクトする記事名の候補を利用者の方々に挙げてもらうようにした方がよいのではないかと思います。--Hirotek654会話2016年10月30日 (日) 07:25 (UTC)[返信]

改名提案[編集]

以前の議論にもあり、なぜこれで押し負けているか理解に苦しみますが、少なくとも植物分類学において、circumscription は「範囲」と訳され、「○○(分類群)の範囲」という用いられ方をします(ICN 2018 日本語版, 2019: 238; 加藤, 1972.Acta Phytotaxon. Geobot. 25: 79–91; 岩槻, 1975. Acta Phytotaxon. Geobot. 27: 39–55; 大橋・中井, 1996. J. Jpn. Bot. 71: 268–272; 米倉・大橋, 1997. J. Jpn. Bot. 72: 154–161; 池谷, 2007. Hort. Res. 6: 317–324; 坪田, 2008. Bunrui 8: 15–27; 岡田, 2011. Jap. J. Mycol. 52: 82–97; 大橋, 2017. J. Jpn. Bot. 92: 303–306)。ICN には用語集があり、ここで用いられている用語を用いるのが筋というものです。いろいろ挙げましたが、出典は ICN で十分なので一般論の話を。当然ですが、日本語と英語の単語の指し示す範囲は異なります。分類学における circumscription は、日本語の「限界」という言葉の持つ意味やニュアンスでは正確に表すことができず、「範囲」という用語が適切です。一般の利用者、という観点で言えばまずこの用語を調べようとするのは分類学に興味のある人間だと推測できますが、例えば "Circumscription of species in the genus Sirodotia (Batrachospermales, Rhodophyta) based on molecular and morphological data" の意味を捉えようとして「分子および形態学的データに基づく Sirodotia 属に含まれる種の○○」…この○○に当てはまる日本語を考えて「限界」という言葉を想定する、というのは無理があるでしょう。古い訳語として限界という用語が用いられたことがあること(杉谷, 1989. 化学と生物 27: 195–203)や輪郭という訳例(遠藤・宮内, 2017. J. Jpn. Bot. 92: 1–11)については、リダイレクトで対応すれば問題ありません。「範囲 (分類学)」への改名を提案します。--Kingfiser会話2023年11月1日 (水) 20:00 (UTC)[返信]

報告 1週間以上経過したため改名を行いました。--Kingfiser会話2023年11月14日 (火) 05:07 (UTC)[返信]