ノート:第1スパッヒ連隊 (フランス軍)

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◆「スパッヒ」にもネット上では外部で用例があるようですが、フランス語読みだと「スパイ」です。もしかするとアラビア語読みだったりするのかもしれませんが、オスマン語由来だがフランス軍に雇われたのがテュルク系という訳でもなさそうで、誤読よりフランス語読みの方がマシかと思います。
ただ諜報と紛らわしいので、適切な日本語にするのがいいと思います。書籍等の用例としてはアフリカ騎兵、実態としてアラブ騎兵、原住民騎兵あるいは単に騎兵、微妙ですが。
文中では文脈に応じて書き換えた方がよさそうです。記事名としては地名がつく場合は単に騎兵、そうでなければアフリカ騎兵、黒人やベルベル人と紛らわしい場合はアラブ騎兵と書いた方がよさそうです。
この連隊はモロッコ騎兵に由来するそうですが。仏語版の「スパイ」にはアルジェリア騎兵のことが寧ろ書かれています。スィパーヒーを読む限りではフランス軍に雇われた「スパイ」とは似て非なるものですね。インドのセポイとスィパーヒの間ぐらいの違いがありそうです。johncapistrano 2008年9月5日 (金) 09:15 (UTC)[返信]
これに関しては基本、日本語文献に拠っています。「グランド・パワー 1995年4月号」のP,81にフランス第6軽機甲師団の編成にスパッヒ連隊と書かれています。フランス語発音に関してはご指摘の通り諜報のスパイと間違える恐れもあり、あえて日本語文献での記述を採用しました。あとは「雅名」あるいは「伝統」の尊重といったところでしょうか。ただの騎兵や実態を示しただだの名称には抵抗があります、だいたい由来に関してスィパーヒーへのリンクがありますし、アルジェリアに関してはオスマントルコの勢力下であった時代の名残であると思っています。「サハラの砂、オーレスの石 アルジェリア独立革命史」のP,31文中には現地人のコンプレックスを利用して軍隊行進や装飾を利用したとあり、それもフランスがこの名を採用した一つの理由ではあると考えます。あとは検索性を考えれば日本語ではスパッヒが適切である思います。--219.106の者 2008年9月5日 (金) 10:01 (UTC)[返信]
219.106の者氏の出典は分かりました。が、日本語版のスィパーヒーの項目にはフランス軍の「スパイ」については何も書かれておらず何の参考にもなりません。英語版は分けてあるし。「シパッヒ」が何語か分かるとよいんですが。仏語版にエルバ島出身のユスフことジョゼフ・ヴァンチーニが当初「原住民猟兵」として雇ったとあります。イタリア語ぽいですね。johncapistrano 2008年9月5日 (金) 12:48 (UTC)[返信]
英語版・仏語版確認しました、これは困りましたね。手元の辞書(プチ・ロワイヤル仏語辞典 1992年版 旺文社)では、音:スパイ、意味:1、(フランス領北アフリカの)土民騎兵。2、(オスマントルコの)騎兵。由来はトルコ語から、と書かれています。うーん英語版SPAHIでは、ペルシャ語由来のオスマントルコ騎兵のフランス語名、となっていますから、素直に考ええれば、ペルシャ→オスマントルコ→フランスの順で伝播したのではないかと思われます。しかしイタリア語から伝播した可能性もあるかもしれません。日本語版スィパーヒーのリンク先は英語版・仏語版ともに同じになっていますし、英語版Spahiに関してはフランス軍の記事(補足でイタリア軍)に特化している様子なので、これならば日本語版スィパーヒーの記事中への加筆で対応できそうかと思います。
スパッヒ、ですねぇ・・・日本語の記述ではスパイ連隊とかスパイス連隊(湾岸戦争を記した本だったはず)とか紛らわしい訳語が見当たるんですよね。スパイは明らかに誤解を招くし、かといって○○騎兵では味が無いし。スパイスは単純にローマ字を約した間違いだと思いますが。なぜCavalerieでなくSpahiなのか、これは旅団名Montagneの第27山岳歩兵旅団 (フランス陸軍)と隷下の猟兵大隊がalpinsを名乗り続けていることの兼ね合いを考えると安易に○○騎兵とかは採用できないですね。--219.106の者 2008年9月5日 (金) 16:22 (UTC)[返信]
(追加)先にも書きましたが、フランスは現地民を駆り立てる為に彼等のコンプレックスを利用したとあります。ここからは私見ですが、現地民部隊創設に当たりオスマントルコと直接の関係がないが、彼等(マグレブの住人)の功名心やプライド等を逆手にとって、かつてのオスマン騎兵の名を利用したのかもしれません。--219.106の者 2008年9月5日 (金) 16:37 (UTC)[返信]