ノート:無上瑜伽タントラ

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疑念のある記述[編集]

ゲルク派では無上瑜伽タントラを学ぶ際に『クスムナムシャ』(ゲルク派に伝わるチベット死者の書)を学ぶことが必須とされる[1]

脚注

  1. ^ 『ゲルク派版 チベット死者の書』(学習研究社)、pp.264-265。

上記の記述に疑念があるので、検討のため、記事本文よりノートに移転しました。--Dalaibaatur会話2017年1月15日 (日) 10:35 (UTC)[返信]

疑念:典拠を挙げての記述であるが、上記の記述を本文に加えた方(または上記の記述を「正確である」と考える人)は、以下の点を明確にしていただきたい。
  1. 上記引用箇所における「無上瑜伽タントラを学ぶ」とは何か?特に「学ぶ」の部分、引用元の典拠ではどのような表現が使用されているか。
  2. 「無上瑜伽タントラを学ぶ際に『クスムナムシャ』(ゲルク派に伝わるチベット死者の書)を学ぶことが必須とされる」のは、「誰か」?例えば、ゲルク派で実施されている「無上瑜伽タントラの灌頂」の中には、特に仏教哲学や密教の行の素養がない一般信者でも受けることができるものがある。
--Dalaibaatur会話2017年1月15日 (日) 10:35 (UTC)[返信]
コメント 出典でも「学ぶ」という表現が使われていますね。この記述は出典にあるラマの発言そのままで、これがゲルク派の一般的見解なのかどうかは出典からは判断できません。思うに、ダライラマが例外として一般大衆に授ける時輪の大灌頂のことはコンテクスト上考慮されていないのではないでしょうか。なお、わたしは上記の記述を書き加えた当人ではありません。念のため。--Doomreaper会話2017年1月18日 (水) 13:07 (UTC)[返信]
Doomreaperさん、典拠を確認いただき、ありがとうございまいた。
チベット仏教普及協会の解説(こちらこちら)では、「無上瑜伽タントラ」(グヒヤサマージャ(秘密集会)、ヤマーンタカ(金剛バイラヴァ)、チャクラサンヴァラ(最勝楽)、ヴァジュラヨーギニー(金剛瑜伽女)、チッタマニ・ターラー、タディン・ヤンサン(馬頭観音)など)の成就法を「学」び実習することができる資格として灌頂を受けていることが挙げられていますが、昨年(2016年)11月のダライラマ14世による灌頂(当初予定は秘密集会タントラ,変更されてチッタマニターラ尊灌頂へ)の受者を募集していたSamayaプロジェクト21の案内では、灌頂を受けるのに、特定の資格を要求していませんでした(現在、資格についての記述なし)。いまチベット仏教普及協会の斎藤保氏のサイトの関連のありそうなコンテンツを拾い読みしているところですが、密教の行に入る前に、顕教を学ぶ必要はあるようであるが、クスムナムシャ』を学ぶことが必須であるという記述はみあたりません。そしてダライラマ法王事務所の記録や灌頂を受けた人による体験ブログ(複数)の記事をみると、11月18-20日の三日間の日程のうち、二日半まで、法話(顕教および顕教と密教の関係、密教の意義)などに費やされた(つまり灌頂=密教の行に入るに先立ち顕教を学んだ)とはあるが、『クスムナムシャ』を学んだとは出てきません。--Dalaibaatur会話2017年1月20日 (金) 15:23 (UTC)[返信]