ノート:炭素繊維

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本文中の 「ドライカーボン」(Dry Carbon)と「ウェットカーボン」(Wet Carbon) の記述についてですが、一般的には前者はプリプレグを用いた成型品を指し、後者は生クロスに液状の樹脂を含浸させて成型した成型品を指す俗称ではないでしょうか?

本文中の 「ドライカーボン」(Dry Carbon)と「ウェットカーボン」(Wet Carbon) 前者はカーボン繊維に熱硬化樹脂を含浸させた後、加熱し硬化させたもの (脱泡の為の減圧工程は省く) 後者はカーボン繊維にポリエステル系の2液性接着剤(エポキシ樹脂)を含浸させ硬化させたもの ドライとウェットの語源については不明です。 前者は加熱処理をするのでドライ?後者はしないから?

後者を偽者扱いされる方がいますが、元々GFRP(ガラス繊維強化プラ)を元に開発されたのが ドライと呼ばれている(CFRP)物なので、偽者では無く「親」という感じです

ウェットタイプ?は今までのポリ樹脂の繊維をガラス繊維からカーボン繊維に変えることで GFRPと同等の強度を保ちつつ、軽量化(しかも手軽に)できたことは凄いことです。

比強度から見れば、ドライタイプ?に分が有りますが 含浸させた樹脂自体の強度と繊維密度と含有している気泡量が一番影響しているので それがクリアできれば、大きい減圧加熱釜は必要無くなると思います