ノート:浦安の舞

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過去ログ 2006年11月17日 (金) 12:36 ~ 2006年12月17日 (日) 14:15


浦安の舞は雅楽か?に関して その2[編集]

また、その話か。と思われたかもしれませんが、お付き合い願います。最初に提起された方とは別人で、私は雅楽に関して知識がないですが(浦安の舞も見たことある程度ですが)、読んで感じたことを書きます。含まれないのでは?という視点です。

  • 浦安の舞 oldid=9530245の版ですと、「含む」・「含まない」は半々、もしくは「見解がある」という語から「含む」とするほうが多いともとれます。そう理解してよいですか?
  • 広義と狭義は分類の方法が違うのでしょうか?音楽辞典などではどうなっていますか?
  • 以前書いておられた「密接な関係がある」ことと、「含む」ことは意味合いがだいぶ違います。ある定義での分類で雅楽であるとなっていない場合は、「含む」という語は避けたほうがよいでしょう。
  • 学術的な分類と一般的な認識が違うということなんでしょうか?--124.98.140.218 2006年12月18日 (月) 07:46 (UTC)[返信]


最初の提案者です。学術的な取り扱いが未だ為されていない分野でありますので、学術的定義が無いのが現状と考えられます。考え得る論点を整理したいと思います。

・浦安の舞を含めて近代に作られた神楽(制作者である多忠朝氏は「神前神楽」と称している)は、国風歌舞が下地になっている。国風歌舞は雅楽に含まれるので、その延長線にある神前神楽も広義では雅楽と捉えられる要素がある。

・しかしながら、神社祭祀に用いられる事を目的に制作されており(国風歌舞が演奏される宮中祭祀には用いられない)、従前からの巫女による神楽の延長線にもあるので、厳密な意味では雅楽と言えない。

・一般的なイメージでは雅楽と言えば唐楽、高麗楽が連想されるので、「雅楽に含まれる」という記述は誤解を生む可能性がある。しかしながら、一般的なイメージと学術的な分類が異なる(下地となっている国風歌舞が雅楽に含まれる)為、記事として記載する場合には注意が必要であるように思われる。

・雅楽演奏会で浦安の舞が公開されるのは、そもそも笛やその他楽器類を専修している人間が雅楽、神楽どちらも出来るように練習しているだけのことであり、この事はあまり定義の材料にはならない。

・神社界の一般的な認識では神楽と雅楽を明確に区分する傾向がある。これは、神楽は日本固有の文化であり、雅楽(唐楽、高麗楽)は外来の文化であるという考えに基づく。浦安の舞は前者である神楽であると考えられている。

--神祇官 2006年12月18日 (月) 10:56 (UTC)[返信]

広義では雅楽に含まれるが、新たな創作である点・神社祭祀に特化している点から、狭義では雅楽と区別される神楽として考える見解がある。

→広義の雅楽として考えられるが、神社祭祀に特化した新たな創作神楽であることから、狭義では雅楽と明確に区分される。

ではどうでしょうか?--神祇官 2006年12月18日 (月) 13:40 (UTC)(訂正)[返信]

詳しいご説明ありがとうございます。そうですか、明確な定義がないのですね。書かれている五点を満たすものとしては新しい案の方が適切であると思います。--124.98.140.218 221.190.73.246 2006年12月18日 (月) 14:40 (UTC)[返信]

備考に関する提案[編集]

一覧部分の備考に関する提案をしております。ご意見をお願いします。-- 2007年2月25日 (日) 15:13 (UTC)[返信]