ノート:江橋慎四郎

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記述に疑問あり[編集]

記述を拝見して、細部のことながら疑問に感じた部分があります。1つは「旧制湘南中学から東京帝大文学部に入学」との記述であり、もう1つは「東條内閣の戦意高揚策から江橋ら文系の学生の学徒出陣が決定した」との記述です。前者は、「旧制中学から東京帝大」に入学することはないので、この間に旧制高校があるはずなのです。後者は、戦意高揚策のために学徒出陣を行ったとの背景説明はどんな根拠からそう言うのかという疑問です。このころには、徴兵の対象は20歳代の若者だけではなく、30歳を超えた丙種合格で兵隊に適さないような者がどんどん徴兵されています。軍は兵力不足に陥っていたのです。「戦意高揚策からの学徒出陣」という精神論ではなく、実際に「兵力」を求めての学徒出陣だったはずです。私は、今ここでそれを立証できるほどの資料を持ち合わせませんが。

この1週間あまり、学徒出陣に関する報道がいろいろありました。国立競技場にある学徒出陣の碑を一時撤去する(建替え工事のため)との報道を含めて。それで、江橋さんのお名前を思い出し、検索して辿り着きました。私が40年ほど前にいた会社で、編集部にお見えになった江橋さんを拝見することがありました。私の記憶では「外苑の壮行会で旗を持って行進の先頭に立ったのだが、本人はそのことに触れたがらない」と、当時、聞きました。「旗を持って行進の先頭に立った」のではなく「答辞を読んだ」のですね。昨日が、その学徒出陣壮行会からちょうど70年でした。江橋さんのご長寿をことほぎます。--ジガンザン8108会話2013年10月22日 (火) 02:26 (UTC)[返信]