ノート:水星

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>ギリシア人は水星を2通りの名前で呼んだ。早朝現われる時はアポロン、夕方現われる時はヘルメスと呼んでいた。

アポロンは、太陽を指すと認識していました。 上のこと、情報ソースを知っておられる方いましたら、教えてください。Guines 11:19 2003年10月25日 (UTC)

水星(ザ・ナイン・プラネッツの日本語訳)に、その旨記述がありますね。Fx 11:47 2003年10月25日 (UTC)
レスさんくす。確認しました。また、「アポロン&水星」でぐぐってみると、いくつかそのような記述がありますが、すべてザ・ナイン・プラネッツを転記しています。ということはザ・ナイン・プラネッツが正しいかどうか分からず、ザ・ナイン・プラネッツ自体の根拠元を調べる必要がありますね。
私個人は、「水星=アポロン」のように流布しているギリシャ神話と異なる説を記入する場合は、根拠を示さないとまずいと考えます。WIKIPEDIAがデマの発生源になるのを避けるために。

惑星の名、名
このサイトではこんな記述を見つけました。

古代ギリシアでは、宵の明星と明けの明星は、それぞれヘスペロス(英語ではHesperus;西の、又は夕方の星の意味)、イオスフォロス(夜明けの星)と呼ばれていました。神話では、ヘスペロス=イオスフォロスは、白い翼を持った男の神様として描かれます。 Greek MythologyのHESPEROSの画像の左側に描かれているのがこの神です。画像右側はアストロン(星)で、左からイオス(曙の神)が昇ってくるのに対して(画像では見えていません)、地平線にダイブしています。この2つの星が同じものだということを発見したのは、ピタゴラス(前6世紀)ともパルメニデス(前5世紀前半)とも伝えられています。
メルクリウス(水星)、アフロディテ(金星)、アレス(火星)、ゼウス(木星)、クロノス(土星)の5つの惑星名がそろって見えるのは、プラトン(前427-347)の『エピノミス』が初めてとのことで、これらはバビロニアの神に対応するギリシアの神をあてたものです。この書でプラトンは、水星はギリシア人のあいだには知られていなかったがエジプトやシリアの観測によって伝えられた、また、惑星に神様の名前を付けるのは(アフロディテ信仰の盛んな)シリアの立法者にふさわしい、などと記していて、こうした命名法がプラトンの時代からそれほど遡らないことを示唆しています。
アリストテレスの偽書『宇宙論』では、金星について「光をはこぶものがあり、これをアプロディテの神殿とも、また他のひとたちはヘラの神殿とも呼んでいる」(村治能就訳)としています。バビロニアの女神イシュタルにならって、金星に女神の名前をつけることについては一致していたものの、まだこの時点では、どの女神をあてるかは統一されていなかったようです。他にも火星にヘラクレスを、水星にアポロンをあてる人もいました。
太陽と月をつかさどっていたのは、もとはヘリオスとセレネ(それぞれ太陽と月を表わす普通名詞に由来する)というマイナーな天体専門の神様でしたが、いつの間にかアポロンとアルテミスというメジャーな神様に乗っ取られた(?)ようです。

長々と引用しましたが、どうも、ザ・ナイン・プラネッツの記事の著者は勘違いしているのではないか、という気がします。 まあ、古代の「神話」ですから、真偽うんぬんは難しいにしても、「流布しているギリシャ神話」を尊重し、異説は根拠文献があいまいなら書かない、ことが百科事典に適した記載と考えます、がいかがでしょう?Guines 12:56 2003年10月25日 (UTC)