ノート:椿姫 (オペラ)

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>一人寂しく死を迎えたディマ・フィスの恋人や小説のマルグリットの場合とは異なり、最後の幕で恋人は再会し、ヴィオレッタはジェルモン親子に看取られて亡くなってゆくのであるが、オペラの上演で見せ場を作る必要性からそうなったという見方のほか、作曲者がジュゼッピーナに配慮したのだとも考えられる。

これは違うのでは。「椿姫」はまず小説が書かれ、次にデュマ・フィスによって戯曲化され、ヴェルディはその戯曲を元にオペラ化したわけですが、戯曲の段階で既に「最後の幕で恋人は再会」という結末に変えられています(但し戯曲では、マルグリットの死の場面にアルマン・デュヴァル…オペラのアルフレードに該当…の父は登場しない)。