ノート:朝鮮語の方言

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正確さの欠如[編集]

記事が全体的に見て極めて正確さに欠けます。本来ならば全面的に加筆修正すべきところですが、諸般の事情により早急の修正が見込めないため、以下に問題となる文言を列挙します。

  • 「各方言の領域は地方同士を隔てる自然境界にぴたりと一致する。」― 自然境界に一致しない。
  • 「方言の多くは朝鮮の伝統的な朝鮮八道名に因んで呼称されている。」― 「東南方言」など方位による呼称もあり、方言辞典の見出し語にはそれが採用されている。
  • 「標準方言」― 標準語とソウル方言、平安方言はそれぞれ別個のもの。「平安方言」は北の標準語ではない。
  • (平安方言に関し)「古人の話し方のような印象を持つ」― 主観的記述。
  • 「東北方言」と「咸鏡方言」―「咸鏡(道)方言」は「東北方言」の別称であり下位範疇でない。以下「西北方言」と「平安方言」、「東南方言」と「慶尚(道)方言」、「西南方言」と「全羅(道)方言」も同様。また、方言区域と道の境界は必ずしも一致していないので、「慶尚方言は韓国の慶尚道で用いられる。」などの記述は不正確。
  • 中部方言の下位分類に京畿方言がない。ソウル方言以前にまず京畿方言が挙げられるべき。
  • (東南方言に関し)「この方言は荒っぽくアグレッシブな語調である。」― 主観的記述。
  • 「朝鮮半島外」― それぞれの言葉は多様な様相を呈しており、同列に論じるのが困難である。また、これらの朝鮮内部の諸方言と並べて扱うことにも問題あり。関連項目で十分。なお、「中国朝鮮語」について「北朝鮮の咸鏡方言とほぼ同一である」という記述が誤りであるなど、記述に不正確さあり。

英語版からの翻訳が元になっているようですが、英語版自体に問題があるのでしょう。--竹庵 2007年11月16日 (金) 12:41 (UTC)[返信]

記事を新規に作成した者です。多少の変更はあるものの、ほとんどは英語版の表現をそのまま和訳しております。ご指摘の通りこの記事には問題点だらけですが、私は朝鮮語の専門家ではありませんので残念ながら如何ともできません。詳しい方の加筆・修正を歓迎します。--Kyoww 2007年11月16日 (金) 14:08 (UTC)[返信]

ご指摘の一部を記事に反映させました。ただ、少し気にかかる点について以下に挙げさせていただきます。--Kyoww 2007年11月18日 (日) 01:58 (UTC)[返信]

  • 「平安方言」は北の標準語ではない。 - 「朝鮮語」の項目を見ると北朝鮮の標準語は「平壌の労働者階級が使用する言語」とあります。平壌の言葉は平安方言に属すると思われますので、「平安方言≠北朝鮮の標準語」とは言い切れないのではないかと思います。
  • 中部方言の下位分類に京畿方言がない。ソウル方言以前にまず京畿方言が挙げられるべき。- 私もそう思い記事に反映させましたが、英語版・韓国語版ではともに「ソウル方言=京畿方言」という考え方で書かれているようです。
 
上記2点について簡単にお答えします。(1)北の標準語について公式的には首都(=平壌)の言語に依拠するといった記述が見られます。しかし、朝鮮語の標準語制定の経緯を考慮すると、北の標準語は純然たる平壌方言に依拠しているのではなく、ソウル方言を土台としてそれに平壌方言的要素をわずかながら加味して作られていることがわかります。従って、北の標準語は平安道(平壌)方言であると断言することはできません。
(2)近年、ソウル方言と京畿道方言の区別が薄れつつあるのは、あたかも日本語の東京方言と周辺地域の方言との境界が不明瞭になりつつあることと似ています。しかしながら、方言学的にはソウル方言は京畿道方言の一下位方言であり、その京畿道方言は中部方言の一下位方言ですから、そのようにレベルを区分した記述がなされてしかるべきでしょう。東京方言と横浜方言が異なるように、同じ京畿道方言でもソウル方言と仁川方言は異なるわけですから。--竹庵 2007年12月2日 (日) 10:17 (UTC)[返信]

問題の多い英語版ではなく本家である(といっても内容は薄いですが・・・)韓国語版を参考に、指摘されたところは一まず直しておきました。--Kyoww 2007年12月2日 (日) 14:01 (UTC)[返信]