ノート:微小管

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このへん素人なんで植物のかたによる修正助かります。 質問ですが、品種改良というのは系代されない場合にも使われるのでしょうか? もしかしたら私はコルヒチン処理について勘違いしてるかも。 花を溶液に浸けてそこにできるのが種無しですよね? 関連事項を調べるとジベレリンとの違いとか(ぶとうとスイカの違い?)も気になるかもしれません。 もしお時間ありましたらそのへんもふくめて詳しい手順・原理の記述があったらと思います。 あと果樹栽培の“栽培”(あるいは操作を意味する別の単語)はあった方がやはり日本語としてしっくりくるように思えるのですがどうでしょう。 Kdfj 22:48 2003年3月14日 (UTC)

(そういやスイカは果物じゃなかった。やっぱむずかしい。)

ホルモン処理による種なし果実の作成には大きく2つの方法が知られています。一つはジベレリンを使った手法で、もう片方はコルヒチンを使用するやり方です。
ジベレリンは種なしブドウをつくる時につかいますが、具体的にはある成長段階において果実を溶液に浸けるというもので受精なしで果実を肥大させることができます(単為結果)。
コルヒチンは種なしスイカの作成に利用されます。スイカの場合、ブドウとは異なり実際に生産に使用する代の一代前の段階でコルヒチン処理が行われます。
  1. 普通の2倍体品種の細胞にコルヒチンを処理して4倍体として、4倍体の苗を得る。
  2. 4倍体(4n)の方の雌しべに2倍体(2n)由来の花粉を受粉・受精させる。
  3. 雌しべの卵細胞(2n)+花粉の精細胞(n)―>誕生する種子(正確には胚)は3倍体(3n)
  4. スイカの3倍体の果実は種子をつくるので、この3倍体の種子を蒔いて育てれば種なしスイカができる。
概要はそんなとこです。種なしブドウは生産の作業内で処理が行われますが、種なしスイカは3倍体という一代限りの品種改良(一代限りの他の例だとF1品種とか…)の産物なので栽培はなくしてみました。
あと、ホルモン処理による種なし果実(というか単為結果)では、オーキシン(トマトトーン:商標)を使ったトマトの例が有名でした(追加)。
私自身、なるべく記事づくりには参加したいですが4月から生活環境が大きく変化するため、更新は極めてまれになる可能性があります。なので、これから新しい記事をバリバリ執筆できるかどうかは先行き不安なところ。 - mays 23:51 2003年3月14日 (UTC)

詳しい解説ありがとうございます。よく分かりました。私の理解は大幅に間違ってたようです。 そうすると作用機序の点も正確ではないと思うので削っておきます。 将来的にはこの辺は種なし果実の記事とかにリンクするのがいいかなと思いました。Kdfj 12:03 2003年3月15日 (UTC)