ノート:川面の夏の夜

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記事中「橋の上にて」と訳されている "on the bridge" は「駒の上で」という奏法上の指示(いわゆるイタリア語で言う sul ponticello )ではないかと思い(弦楽器パートに書き込まれていますし)検証を試みましたがはっきりしませんでした。どうなのでしょうか。--124.255.195.173 2013年4月20日 (土) 07:45 (UTC)[返信]

ご指摘並びにご検証ありがとうございます。確かにおっしゃる通りだと思います。英語での表記としてはここにあるものですね?駒を英語でBridgeと呼ぶことも、弦楽器のこの奏法についても知識が足りませんでした。ご迷惑をおかけしました。つきましては、当該記述は削除でも構いませんが、例えば「直前の小節ではスル・ポンティチェロという奏法が用いられ、作曲者の音色へのこだわりが窺われる」などと修正しましょうか。ご意見頂戴できればと思います。--Ponruy会話2013年4月21日 (日) 06:15 (UTC)[返信]
卑見にご高配いただきおそれいります、124.255.195.173と同一人物の者です。わたくしもこの "on the bridge" が果たして本当に奏法上の指示なのかどうか、確信は持てていません。以下箇条書きにて。
  1. 例示いただいたページにある奏法は、残念ながら「sul ponticello(スル・ポンティチェロ)」とは違うもののようで、特に現代音楽等で見られる、ヴァイオリン等の「駒のまさに真上を弾く」奏法について言及しているようです。sul ponticello は、字義通りに言えば「駒の上で」(英語に直訳すれば "on the bridge" )ですが、厳密には「駒の上」ではなく「駒に近いところ」を奏するわけです。(例示いただいた奏法はそれよりもさらにかすれた軋むような音がします)ただしかしながら、いわゆる sul ponticello の指示として英語で on the bridge と表記される場合もありますので(cf. 伊福部昭『完本 管絃楽法』p.35)、ディーリアスは速度標語や発想標語を全て英語で表記していることからも、ここは sul ponticello を指定したものなのかなあと考えた次第です。
  2. 何はともあれ実際に音を聴いてみないと始まらないと思い(考えてみれば当たり前ですが…)YouTube上でこの曲の演奏を聴いてみたのですが(たとえばこの演奏)、該当の箇所が sul ponticello で演奏されているかどうかは、…すみませんわたしの拙い耳でははっきり聞き取れませんでした(苦笑)。もっと鋭い耳をお持ちの方、もしくは実際にこの曲を演奏されたご経験のある方のご意見も伺いたいところですよね。
  3. そしてもしこの "on the bridge" が奏法上の指示であったとすれば、Ponruyさんのおっしゃられるように記事中の当該箇所は削除もしくは修正とすることに異論はございませんが、修正となった場合、
    1. 「…作曲者の音色へのこだわりが窺われる」という言い回しはWikipedia的にちょっとまずいのではとも思われます。(同様の言い回しをしている出典等あれば問題無いと思いますが)
    2. となると、たとえば「直前の小節ではスル・ポンティチェロという奏法も用いられている。」ぐらいの書き方になるかも知れませんが、その場合だと、"この曲のこの部分でスル・ポンティチェロが使われていることの特筆性"みたいなものも考えなくてはいけなくなる気もします。
…すみません何か瑣末な事を必要以上に長々と書き連ねてしまい、お気を悪くなされたりするのではと危惧しております…。できれば他の方々からもご意見を伺えればよいかも知れません…。--210.159.230.42 2013年4月22日 (月) 14:01 (UTC)[返信]

とんでもないです。詳しい方にレビューしていただけることで、記事の記載がより良いものになることを嬉しく思います。一方で、録音を聴いて確認しようにも、そもそも私はスル・ポンティチェロでどのような音色が得られるのか存じ上げないため、自分では判断のしようがなく限界を感じております。上記に貼った英文リンクとの違いも、言葉ではわかりますが音のイメージがわきません。自力で把握できるのはせいぜい「橋の上にて」ではない、というところまでです。より詳しい知識をお持ちの貴方様を含め、どなたかに内容の修正をお願いしたいのですが、お引き受け下さいますでしょうか。

Wikipediaのルールと記述可能範囲の問題には、ここは議論の場として相応しくもありませんし、深く立ち入らないつもりです。ですが厳密に言えば、楽譜や音源の情報を文字に書き起こしている時点で既に独自研究にあたるでしょうし、楽曲の記事に関しては自説の演説にならない限り、ある程度おおらかさを持って対処すれば良いのではないかと考えています。(とはいえ、私が上記に書いた例文はやり過ぎだったと反省しております。)とりわけ特筆性に関しては、この曲の場合は楽曲自体もかなりマイナーですから。しかし、ルールを厳守することにも意味はあると思いますし、自分以外の方に本意見を押し付けようというものではありません。

今回はご指摘頂き大変勉強になりました。ありがとうございます。以後はさらに注意をして執筆を行って参りたいと思います。--Ponruy会話2013年4月27日 (土) 14:52 (UTC)[返信]