ノート:実在した象の一覧

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今回は、翻訳を軽微に補足するだけに留まらなかった。以下、その内容の説明。

  • 「ハンニバルの象」に就いて:
    1. 関連する記述が次のように二つあったので統合。
      1. 218 BC -- Hannibal crosses the Alps with 37 elephants in the Second Punic War
      2. Suros (the Syrian), mentioned as the bravest in Hannibal's army by Marcus Porcius Cato, the elder in his book Origines.
    2. 「最も勇敢な象」が "Suros" となっていたものをラテン語の正書法に従って --Surus-- に訂正。
    3. 象の数は、この記事では「第二次ポエニ戦争に37頭」だが、ゾウでは「50頭」になっていて食い違っている(記事「ゾウ」が、別の戦争のことを指しているとは考えづらい)。ちなみに、ハンニバルでは、「第二次ポエニ戦争に5万の兵と37頭の象」を連れていったと記載されている。また下記リンク集中の "Surus the elephant" では、アルプス山脈を越えたのは37頭又は38頭だったとされている。
    4. "Hannibal's army" は「ハンニバル軍」と訳しておいたが、"army" が、人間の兵士を含むのか、象だけのことなのか未確認。
    5. リンク集
      1. Surus the elephant
      2. Marcus Porcius Cato: Origines
  • "Abul-Abbas" の音訳は「アブル=アッパース」で良いのか未確認。
  • "Hanno" の音訳は「ハンノ」しておくが、w:en:Hanno the elephant によれば、イタリア語では "Annone" とされていた由。なお 古代カルタゴでは "Hanno" と云う名前は多く実在したことに注意。
  • "Kandula" に関わる情報は錯綜していて、本文及び w:en:Kandula の記事とも信頼しうるかどうか疑問。このため、日本語版「象のリスト (実在した)」では最小限の記述に改めた。どう錯綜しているかというと、w:en:Kandula では、Kandula に乗っていた王は "Duttagamani (101 - 77 BC)" とされているが:
    1. "Duttagamani" と、 "Dutthagamani" と、"Dutugemunu" と云う3人の紀元前のスリランカ(セイロン)における王がいて、それが同一人物なのか別人なのか不明(三者の音が似通っていることは注意するまでもあるまい)。そして別人ならば、その関係も問題になるだろうが、それも未確認。現時点で判っていることをまとめると(スリランカ島には、先にインド北部と思われるところから移住してきた「シンハラ」族に対し、インド南部からの「タミル」族も移ってきて、しばしば衝突を起してきたことに留意。問題の三人の王はシンハラ系):
    2. "Dutthagamani" 王に就いては、記事 w:en:Dutthagamani に、紀元前101-77年のセイロン王(紀元前77年没)であったとされている。 つまり w:en:Kandula 及び w:en:Kandula に従えば゛"Duttagamani" と "Dutthagamani" とは同一人物なのだが、しかし・・・
    3. w:en:Sri Lanka には、タミル人の侵攻と戦った王の一人として "Dutugemunu" の名が挙げられいるが、その在位年は示されていない。
    4. King Dutugemunu (161-137 BC)では、"Dutugemunu" をタミル人王の "Elara" を打ち負かして、シンハラ族の統一に初めて成功した王としている。その在位年は紀元前161-137年。彼が、父王の死後、"Kandula" を巡って、弟王子 "Tissa" と争って勝利したことや、また即位後 "Kandula" に騎乗してタミル人と戦ったことも記載されている。w:en:Kandula の "Duttagamani" や w:en:Dutthagamani とは在位年が異なるのに、"Kandula" に騎乗している。
    5. Daily Mirror Online : Opinion では、"Duttagamani" が "Dutugemunu" とが同一人物であることを意味する言及がある("the great king Duttagamani, better known as Dutugemunu")。
    6. 全体として文意が取りづらい記述ながら、DUTUGEMUNU EPISODE RE-EXAMINED は、Dutthagamaniは、Duttagamaniより一世代以上溯ることが書かれている。("whether the Dutthagamani's war is an isolated event in history, we find that it antedates the reign of Duttagamani at least by one generation.")
    7. 以下、手がかりぐらいにはなるかもしれないリンク集(「スリランカ年代記」の部分英訳)。
      1. The Mahavamsa - the Great Chronicle of Sri Lanka
        1. The Mahavamsa - Chapter XXII - The Birth Of Prince Gamani
        2. The Mahavamsa - Chapter XXIV - The War Of The Two Brothers
        3. The Mahavamsa - Chapter XXV - The Victory Of Dutthagamani


  • 日本の象「花子」に就いて補足した。

Toby (YebisYa) IQUEPPE 2004年11月23日 (火) 18:21 (UTC)[返信]

もっとも勇敢な象が"Suros"だというのは、ギリシア語文献(ポリュビオス)を一次史料にしているからではないでしょうか。だとするとラテン語の正書法に変える意味はあまりないように思いますが。--[[利用者:Aphaia|Aphaea*]] 2004年11月26日 (金) 15:38 (UTC)[返信]

記事名について[編集]

記事名はどうにかしたいですね。「歴史上著名な象の一覧」とか「著名な象の一覧」とか。何を持って著名とするか問題となるかもしれませんが。--KZY 2004年11月24日 (水) 03:43 (UTC)[返信]


記事のタイトルに「著名な」を入れるかどうかは迷ったんですが、この記事は(まだ書かれていない/訳されていない)「象のリスト (架空の)|架空の象のリスト」と対をなすので、それとの釣りあいを考えてやめたのです。「著名な実在した象のリスト」、「著名な架空の象のリスト」では「重過ぎる」ような氣がします。

あと「一覧」は、"index" の訳語として、「架空の動物のリスト一覧|架空の動物のリスト」と云う形で使ったので、ここでは使いませんでした。しかし、"index" の訳語は普通に「索引」で良かったですね。

Toby (YebisYa) IQUEPPE 2004年11月25日 (木) 17:11 (UTC)[返信]

「実在の象の~」、「架空の象の~」で良いのかもしれません。~の部分はリストが良いか一覧が良いか...。既存の記事の例から見ると一覧かもしれません。どのような象を記事中で扱うかについては定義として記述すべきだと思います。
先の編集で署名忘れました。またセクション分けしています。--KZY 2004年11月26日 (金) 15:22 (UTC)[返信]
一覧とリストについてはかなりむかしに議論があって一覧がよい、ということになったので、現状のルールの中では「実在の象の一覧」もしくは「実在した象の一覧」が最適な名前と思われます。内容的には過去形のほうがよさそうに思いますが。--Suisui 2004年11月26日 (金) 15:25 (UTC)[返信]
上記議論内容には特に反対もなかったようでしたので、記事名を変更させていただきました。Tekune 2005年5月7日 (土) 07:25 (UTC)[返信]

象の順番について[編集]

以前の編集では、日本以外の象はアルファベット順、日本の象は(推定も含む)生年順となっていたので、今回の追加にあたって可能な限り修正しました。順番に誤りがあったら、ご訂正いただいて構いません。--Swanee会話2014年9月13日 (土) 10:17 (UTC)[返信]