ノート:安久美神戸神明社

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愛知県渥美郡豊橋町立高等小学校編の郷土誌 明30年6月(1897)には、中八町神明社は村社にして、その鬼祭は賑やかなりと記載されている。安久美神戸神明社とは記載されておらず、単に神明社で、村社とあり、伊勢神宮の荘園についての記載もなく、その根拠は不明である。国立国会図書館蔵書には、安久美神戸神明社千年誌1974.10 神明社発行、安久美神戸神明社と司家 1981.10 など、近年に発行されたものがある。

吾妻鑑、神鳳抄にある飽海本神戸・新神戸を豊橋市の飽海周辺に比定していますが、吾妻鑑・神鳳抄には、そのようなことは記載されておらず、明治30年発行の本にも、神明社は村社であると記載されており、伊勢神宮荘園については一切記載もなく、安久美神戸とアタマに付いておらず、神明社とあるだけ。伊勢神宮荘園なのに、旧社格が村社?(郷社の下で、無社格の上)

同様に、船町の湊神明社も、神明社と記載され、境内の蓮が見事とあるだけで、伊勢神宮荘園の記述なし。

安久美神戸神明社千年誌という本を、1974年に作成し、縁起をつくっている。

また、神明社とは、鎌倉時代以降にできたものとあり、安久美神戸神明社の平安時代創建は疑問。

飽海(あくみ)を、安久美、安海と、訓読した史料は存在しない。

木簡の飽海評から、渥美郡のことである、飽海は。

和名抄では、渥美は、阿豆美と訓読されている。--Magcup 2008年4月23日 (水) 20:14 (UTC)[返信]

http://kindai.ndl.go.jp/BIImgFrame.php?JP_NUM=40042773&VOL_NUM=00000&KOMA=103&ITYPE=0

タイトル : 伊勢神宮 タイトルよみ : イセ ジングウ 責任表示 : 広池千九郎著 版表示 : 増訂2版 出版事項 : 東京:広池千九郎,明42.3 形態 : 106,125p;27cm 一般注記 : 発売:早稲田大学出版部 附:伊勢神宮付説 NDC分類 : 170 著者標目 : 広池,千九郎(1866-1938) 著者標目よみ : ヒロイケ,チクロウ(1866-1938) 全国書誌番号 : 40042773 請求記号 : YDM13828 西暦年 : 1909

ここには、倭姫命の時代に、伊勢神宮が各地に鎮座した際に、神戸・神田を、諸国の国造が奉じたとあります。

宇多天皇の時代より、武家や一般人民が寄付したものは、御厨、御園というと記載されています。また、この時、伊勢国の神郡の家を神戸というと記載。

宇多天皇が伊勢国の飯野郡を伊勢神宮に寄進し神郡としたという記述はあるが、宇多天皇より後の朱雀天皇が、安久美神戸を寄進したという記述はない。

また、宇多天皇以降は、武家や一般人民が寄付したものは、御厨、御園とある。 そのほか、伊勢神宮に寄付したものに、神田、封戸があるが、これも伊勢神宮の領地とある。

宇多天皇以降の朱雀天皇が、豊橋の神戸を寄進したという神社の縁起は、おかしい。--Magcup 2008年4月23日 (水) 21:17 (UTC)[返信]

神社覈録 上,下編 タイトルよみ : ジンジャ カクロク 責任表示 : 鈴鹿連胤撰,井上頼〓,佐伯有義校訂 出版事項 : 東京:皇典研究所,1902 形態 : 2冊 図版;23cm 内容注記 : 内容:上編 巻1-18 下編 巻19-75 NDC分類 : 175.9 著者標目 : 鈴鹿,連胤(1795-) 著者標目よみ : スズカ,ツラタネ(1795-) 全国書誌番号 : 50000678 請求記号 : YDM14189 西暦年 : 1902

http://kindai.ndl.go.jp/BIImgFrame.php?JP_NUM=50000678&VOL_NUM=00001&KOMA=424&ITYPE=0

神社覈録には、三河国の延喜式式内社にも、三河国内神名帳にも、その名前は見えず、豊橋市内の式外社に吉田天王、吉田城内に在す、天保6年に神位を授かる、とあり、愛知県渥美郡豊橋町立高等小学校編の郷土誌 明30年6月(1897)には、吉田天王は、郷社と記載されている。それに対して、安久美神戸神明社の名前はない。

伊勢神宮荘園の縁起を主張しながら、朝廷の延喜式式内社および国司の神名帳に、その名前はない。明治の本では、村社とある。

一般資料上で、その名前が確認できるのは、国立国会図書館所蔵の、神社自体が発行した安久美神戸神明社千年誌1974.10 、安久美神戸神明社と司家 1981.10 、が初見である。--Magcup 2008年4月23日 (水) 21:36 (UTC)[返信]