ノート:公的年金流用問題

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年金保険料積立金が事務費に利用されている点について[編集]

年金保険料積立金が事務費に利用されている点は年金官僚が保険料を自分たちの利益のために利用しているという点で「公的年金運用問題」と同じような問題で語られるべきだと思います。記事名に問題があるのなら、別の記事名にしてでも、記載すべきだと思います。--経済準学士 2007年2月10日 (土) 17:14 (UTC)[返信]

大規模施設の問題と事務費の問題について[編集]

>提案の要約:国民の保険料が事務費名目で厚労省の関係職員の保養施設やその維持費に使われていることを記述することについて

グリーンピア等の施設は年金の運用目的で作られているので「公的年金運用問題」で間違いないのですが、「厚労省の関係職員の保養施設」ではなく「厚生年金や国民年金の加入者の保養施設」です。また、それらの建設費や維持費は事務費という名目では支出はされていないです。

事務費の関係で問題となったのは、保険料が職員宿舎の建設費や福利厚生費等に使用されていたことですので、大規模施設(グリーンピア)の問題と保険料財源の事務費への充当の問題は分けて考える必要があります。

「公的年金運用問題」では、大規模施設(グリーンピア)の赤字問題や、株式市場等での運用の問題を記載し、「年金事務費問題」では、国庫負担であった事務費が保険料負担になった経過や、問題となった支出について記載するべきだと思います。 --以上の署名のないコメントは、219.119.97.188会話/Whois)さんが 2007年2月16日 (金) 17:31 (UTC) に投稿したものです。[返信]

>事務費の関係で問題となったのは、保険料が職員宿舎の建設費や福利厚生費等に使用されていたことですので、大規模施設(グリーンピア)の問題と保険料財源の事務費への充当の問題は分けて考える必要があります。
「公的年金運用問題」にしろ「年金事務費問題」も国民年金負担者や厚生年金負担者にとっては積み立てた年金が年金官僚(岩瀬氏による造語)によって無駄に流用されたことには変わりないですからね。私はそのことに着目した問題を一つの記事として、記述したいと考えています。二つの問題が膨大な記述量になるのなら別ですが、そうでないのなら、わざわざ二つの記事で別個に記述することには反対します。記事名の変更自体には反対しません。
この記事を作成しようとした当初、「年金官僚」として記述しようかと考えたけど、できるだけ「問題」名として記事化したかったので、今の記事名として作成しました。今回の記事変更案でも、「○○問題」という記事名が望ましいと考えており、「年金官僚」という個人(役職・地位)である記事名はできるだけ最後の手段にしたほうがいい考えています。--経済準学士 2007年2月16日 (金) 17:42 (UTC)[返信]

改名提案[編集]

この記事は「公的年金運用問題」と「公的年金事務所費問題」の問題点を網羅した記事名として公的年金中抜き問題にすることを提案します。岩瀬氏は双方の問題を官僚が年金保険料を私的に利用するために中抜きしていると批判しているため、このような記事がふさわしいと考えました。異論がなければ、移動します。--経済準学士 2007年2月19日 (月) 07:49 (UTC)[返信]

たとえば、グリーンピアの問題ですが、
全国13ヵ所に建設された年金保養施設グリーンピアの売却が2005年末に完了した。同施設の建設費総計は約1953億円だったが、売却額はわずか48億円あまりであり、管理維持費なども含めると約3682億円の損失が計上されることになった。
たしかに、この問題の原因のひとつは「官僚が天下り先を確保して、年金保険料を自身の給料として受け取とろうとしていた」ことにあるのですから、この問題に、官僚による年金保険料の「中抜き」という側面があることはもちろんです。
しかし、同時に政治家の側にも「大規模な公共工事を地元に誘致して、自身の政治的基盤を固めようという思惑があった」のはほぼ間違いなく、そのために年金保険料を流用できるような法整備をしてしまったという側面があります。
このように、本来はたがいに監視・抑制しあうべき政・官が癒着し、両者の思惑が一致してしまったからこそ、このように大規模な保険料の流用がなされてしまったのであり、問題は単なる「官僚による保険料の中抜き」にとどまらない深刻なものです。
ここで問題の本質となっているのは、おおまかにいえば「国民が納付した保険料が、年金の給付以外の目的に流用されてしまうこと」ですから、私は同記事の記事名は「公的年金流用問題」とするべきであると考えます。--122.25.38.123 2007年2月23日 (金) 11:54 (UTC)[返信]
当初は「公的年金流用問題」も考えていたんですけどね。ただ、法律上は年金保険積立金を「年金受給者の福祉のために必要な施設をつくることができる」し、国会も特別会計の決議で可決して承認を得ているんですよ。財政用語での流用とは、年度途中で補正予算を組む事なく、一方の予算を減らして別の予算を増額することなので、個人的には「流用」という言葉は不適切かなと思ったんで、記事名から「公的年金流用問題」を候補から外したんですよ。--経済準学士 2007年2月23日 (金) 13:40 (UTC)[返信]


「公的年金中抜き問題」は名称自体が一般的ではないと思います。
「公的年金運用問題」ですと、厳密に言えば運用目的ではなく、福祉目的のグリーンピア等の問題は外れ、莫大な年金積立金を市場でどのように運用しているか、といった内容が中心になると思います。ちなみに、「公的年金運用問題」は「運用」に的を絞った記事として残してもいいと思います。
公的年金流用問題」については、経済準学士さんと同じ意見です。
記事名については、様々な問題について記載でき、記事名に主観が入らないように「年金特別会計」とするのが妥当ではないでしょうか。
国会が、保険料を流用しうる法律や会計を承認しているということ自体が、まさしく「政・官癒着」の賜物であるといえます。(傍証として、全国13ヵ所のグリーンピアのうち、なぜか半数以上が歴代厚生大臣の地元に建設されているという事情もあります)
よって、公共工事がかかわる問題については、政治家側の問題を無視して「官僚による保険料の中抜き」だけを問題とするわけにはいかないと考えます。たとえば、「厚生労働大臣が、自身の支持者・選挙民に報いるため、グリーンピアの建設を地元に誘致したこと」について、これを「中抜き」と表現とするするのは日本語的に少し不自然であるからです。
一方、記事名を「年金特別会計」とする案は、一連の社会問題としての「保険料の目的外使用」について解説するべき本記事の記事名としては相応しくないと思われます。(また、その記事名では、国の特別会計のひとつである国民年金特別会計について解説する記事であるとの誤解を生むおそれがあります)
たしかに財政用語としては「流用」という言葉は相応しくないかもしれないが、一般用語としての「流用」は、「ある目的のためにある資源を、他の目的のために用いること」を意味するのですから、「年金の支払いのために集められた保険料を、職員の福利厚生費に用いたり、年金保養施設の建設に用いたりすること」は、まさしくこの「流用」にあたると考えられます。
したがって、「公的年金運用問題」と「公的年金事務所費問題」の問題点を網羅した新たな記事名を作出するのであれば、やはり「公的年金流用問題」が最も相応しいと考えます。--122.25.38.123 2007年2月23日 (金) 15:43 (UTC)[返信]


平成19年度より厚生保険特別会計国民年金特別会計が統合され年金特別会計となる予定だったため、年金特別会計に特別会計の概要を記載したうえで、その問題点もあわせて記載する形をとってはどうかと思ったのが、年金特別会計を推した理由です。また、「中抜き」「流用」というタイトルについては、ある制度の一部の問題点だけを記事としてまとめるスタイルは、批判することが目的の記事になってしまう懸念はあります。


(インデント戻します)

少なくとも今年度予算には国民年金特別会計が存在しているのに、まだ法案の段階にすぎない年金特別会計の記事を作成するのは余りに性急に過ぎると思われます。

また、そもそも特別会計を整理・統合しようという流れのきっかけになったのが、グリーンピアをはじめとする年金の流用問題であり、これによって厚生保険特別会計国民年金特別会計が統合されることになったのにもかかわらず、統合前の流用問題を、統合後の年金特別会計の問題点として記載するのは不自然であると思われます。

この記事は、公的年金制度にかかわる問題点をまとめて編集した形式の記事ですが、決して批判や糾弾を目的としてこのようなスタイルをとっているのではありません。特定の制度の一連の問題点が一つの記事としてまとめられているほうが、利用者がこれを把握・理解しやすいという理由にもとづいているものです。--122.25.38.123 2007年2月23日 (金) 21:32 (UTC)[返信]

記事名「公的年金食い潰し問題」はどうですか? --経済準学士 2007年3月16日 (金) 17:25 (UTC)[返信]

私も記事名は「公的年金流用問題」が適当だと思います。「納付した保険料が年金給付以外に使われている事」の問題を扱うなら、流用という言葉は一般的だと思います。:赤澤波 2007年3月28日 (水) 08:15 (UTC)[返信]

>「納付した保険料が年金給付以外に使われている事」の問題
「納付した保険料が年金給付以外に使われている事」は日本以外でも行われています(英国では事務経費に利用しています)。しかし、この問題を提起した岩瀬氏は、英国のケースを日本のように問題視しておらず、むしろ英国の年金を(幸せ年金)と肯定的に評価しています(理由は事務経費がかなりオープンにされており、また、年金負担者に対しても給付が還元されるシステムになっているからです)。岩瀬氏は日本の年金システムについては、年金官僚による「中抜き」や「食いつぶし」に問題があるとしています。--経済準学士 2007年4月6日 (金) 17:45 (UTC)[返信]

岩瀬氏が連載していたのは「週刊現代」で、週刊誌においては、見出しに「中抜き」や「食いつぶし」という言葉を使うのは良いと思いますが、Wikipediaは事典ですから項目名は「流用」が妥当だと思います。なお、新聞では「中抜き」や「食いつぶし」という言葉は、ほとんど使われていないと思います。--赤澤波 2007年4月7日 (土) 03:47 (UTC) 本文の外部リンクに「年金の福祉還元事業に関する検証会議報告書」を追記しておきました。経済準学士さんは、中立的な観点から、岩瀬氏の著書だけでなく、厚生労働省関係の審議会の議事録等もお読みになった方が良いと思います。--赤澤波 2007年4月7日 (土) 06:39 (UTC)[返信]

記事内容の提案[編集]

記事名が「公的年金流用問題」に改名されたので、記事内容の範囲も拡大したいと思います。1.事務費の無駄遣い(宿舎の整備、公用車の購入、交際費等に使われていたこと等)2.安易な随意契約(カワグチ技研やニチネン企画との契約等)3.年金福祉施設(グリーンピア建設や売却等)主としてこの3点に関して記述するということで良いでしょうか?--赤澤波 2007年4月12日 (木) 04:26 (UTC)[返信]

「カワグチ技研を巡る汚職」は、ブログエントリー「社会保険庁廃止の要因(1)-カワグチ技研収賄事件」を参考に記述しました。--赤澤波 2007年4月20日 (金) 02:45 (UTC)[返信]

全体の構成を「1.グリーンピア事業」「2.事務費の無駄遣い」「3.カワグチ技研を巡る汚職」にして、本文を記述しました。グリーンピア事業に関しては、もう少し加筆が必要かもしれません。--赤澤波 2007年4月22日 (日) 03:45 (UTC)[返信]

私の記述は、これでいちおう終了にします。加筆ありましたらよろしくお願いします。--赤澤波 2007年4月22日 (日) 10:33 (UTC)[返信]

花澤武夫について[編集]

「厚生年金保険制度回顧録」における花澤武夫(初代厚生省年金課長)によると、今回の年金流用問題の権化みたいな扱いをされています。しかし、ここのサイトによると、「厚生年金保険制度回顧録」の一部をかいつまんだ歪曲であるとのこと。全編を読めば

  • 戦時下ゆえ、貨幣価値には下落の危険があるため現金保管では制度自体が危ない
  • そのためとにかく収益性あるモノに換えて運用しておく必要がある
  • 旧憲法下での議会制度(特に貴族院)のため、民間を対象にした公的年金制度ができない点
  • 特級官僚の天下りも新制度を納得させる材料にしたりといったエピソード

などが書かれてるとか。もし、そうなら、花澤さんに対する一方的な悪評もある程度は変わるかもしれませんね。--経済準学士 2007年12月22日 (土) 20:50 (UTC)[返信]