ノート:光学異性体

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「不斉構造を持つ化合物がすべて旋光性を示すわけではない」という部分は、ラセミ体のことを言っているのでしょうか‥? そう思う人挙手。もしそうならラセミ体の記述しないと不完全。 -- それとも、光学異性体単体(?)でも旋光性を示さないものがある、と主張しているのでしょうか‥? もしそうなら具体例がほしいところ。また、原理的に旋光性がないのか、測定できないほど小さいだけなのか気になるところ。 --HarpyHumming 2004年11月9日 (火) 13:23 (UTC)[返信]

後者です。わかり難いですが http://www.geocities.jp/junk2515/omosiro/omosi_21.htm の後段で「一般に、官能基をもたない飽和炭化水素の場合、キラルな分子であっても旋光性を示さないことが知られています。たとえば、異なるアルキル基を4個もつキラルな炭化水素は純液体そのものでも旋光性はゼロです。」と書かれています。その意味は次の通りです。旋光性は分子内の双極子モーメントと光子の相互作用によって発生します。また光子が多数の分子と相互作用した結果として光路長に比例した旋光性を示します。したがって、官能基のような双極子モーメントが大きい原子団が存在しなかったり、立体の違いが不斉点からあまりに離れていると、分子としての双極子モーメントの値が小さく、分子の熱運動で個々の分子の双極子モーメントのベクトルの揺らぐので、相互作用の総和として旋光性を示さないものはあります。逆にラセミ体が旋光性を示さないかというと、50%対50%混合の完全ラセミ体の時のみ旋光性がゼロになりますが、部分ラセミ体は旋光性を示します。ラセミ体を光学異性体同士の混合物と定義するのが普通なので部分ラセミ体もラセミ体です。あら金 2004年11月9日 (火) 15:21 (UTC)[返信]
後者の意味と了解しました。キラルの項に少し詳しく書いてありましたね。先に読んでおくべきでした。(「原理的に?」かどうかについては、光路長がいくら長くてもよく(また透過率が1の極限で)熱振動も零点振動もないときはやっぱり旋光性がありそう、とか思ってしまいますが、この条件は物性としては無意味っぽい。)--HarpyHumming 2004年11月10日 (水) 12:07 (UTC)[返信]
書き忘れましたが、不斉点が複数ある場合はメソ体となる場合がありその場合は光学不活性になります。本文の定義は直しておきます。あら金 2004年11月10日 (水) 12:57 (UTC)[返信]

加筆方針[編集]

加筆方針を立体異性体のノートに書きましたのでごらん下さい。--Morivert 2006年10月13日 (金) 12:00 (UTC)[返信]

削除した内容について[編集]

今回の加筆で削除した内容について

  • 旋光性からの命名と構造からの命名については、キラリティーに一部記載してある。
  • 光学活性体が不等比混合物も指すことについては、旋光やラセミ体の項目で記載できるのではないか。
  • 対掌と鏡像の違いについては、くどく説明することではないように思える。
  • メソ体については、キラリティーやジアステレオマーの項目で記載できるのではないか。

--Morivert 2006年11月4日 (土) 01:17 (UTC)[返信]


「用語の変遷」の項中の記述について[編集]

日本の高校の化学では未だに「光学異性体」という用語を使っているが、高校課程ではジアステレオマーがまだ扱われないため、このような曖昧性はあまり問題にはならないようである。――とありますが、この文の出典はどこでしょうか。まだ出典の本を全てさらったわけではないので要出典タグはつけないでおきますが、少し中立性にかける文のように思います。

僕は現役高校生です。たとえば東大過去問なんかでは不斉炭素原子が2個以上ある場合の化合物も出題されます。教育課程に「ジアステレオマー」という言葉自体は確かにないように思いますし、教科書レベルの内容ではあまり問題にならないのは事実とほとんど同じなのでしょうが、大学入試レベルの問題では時折問題になります(ジアステレオマーやエナンチオマーという言葉自体がでることは滅多にありませんが……)。また、糖類の内容では、明示こそされませんが、ジアステレオマーを扱っているようにも捉えられます。

以上の理由により、この箇所をうまく書き変えたいのですが、思い浮かびません。妙案、及び出典を募集します。

--Nekketsuuu会話2013年2月19日 (火) 04:30 (UTC)[返信]