ノート:二大政党制

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基準について[編集]

  • 議席のある政党の数は2。
  • 議席のある政党の数は3で、そのうち2党のどちらかが政権を担うが、常に政権から排除されている政党がイデオロギー的に中道に位置している。
  • 議席のある政党の数は3で、そのうち2対1の状態で政権を争っており、連立の組換えがない。

と言うのを基準にしてしまうと 英国に関する記述の

ただし近年では、下院第三党の自由民主党やスコットランド民族党等の地域政党の勢力も拡大してきている。

は矛盾することになります。この条件を見る限り、議席のある政党の数は2か3でないと二大政党制にならないわけですが、現在のイギリスでは議席を持つ政党が10あるのですから、少なくともどちらかの記述を修正しなければならないでしょう。

そして、まずそれ以前の問題として、英語版によると二大政党制とは”現実的に選挙に勝つチャンスが、2つの政党のみにある政党制”とされています。少なくとも日本版に載った基準とは違いますし、日本版の基準はあまり聞いたことのないものですが、百科事典に堂々と載せられるほどメジャーなものなのでしょうか。

以上の理由により、その基準を議論無しにそのまま載せるのは反対です。 Villeneuve1982 2005年10月5日 (水) 18:03 (UTC)[返信]

今日たまたま立ち読みしたんで。比較政治学―構造・動機・結果 ジョヴァンニ サルトーリ (著), Giovanni Sartori (原著), 岡沢 憲芙 (翻訳), 工藤 裕子 (翻訳)には、議席を持つ有力な政党が2である場合、と言ってますね。それによれば、イギリスの自由民主党やカナダの新民主党やケベック連合はあっさり無視してよい程度の存在、となってます。それから、政党が政党ブロックとして強固に結合して振舞うのなら、表面的な政党数が3であれ、それ以上であれ、二大政党制のカテゴリーに入る、とも言ってます。これを採用してはどうですか?

議席のある政党の数は2、というのと、議席を持つ有力な政党が2、と言うのでは意味が全く違いますね。後者ならば妥当な表現でしょう。 Villeneuve1982 2006年2月25日 (土) 06:40 (UTC)[返信]

書き換えました。ふと気付いたのですが、二陣営に分かれて争うのなら政党数が多くても二大政党制に範疇に入ってしまうのなら、北欧諸国は二大政党制になってしまいますね。サルトーリの言ってる事は矛盾してるような気がします。220.54.126.25 2006年3月19日 (日) 06:33 (UTC)[返信]

2党間の政治的イデオロギーが近ければ政治は安定に向かいもますが、逆の場合はそうとは限りません。第2次世界大戦前夜のオーストリアでは2大政党間で軍事力を用いた内戦に発展したケースもあります。--210.196.189.19 2006年6月27日 (火) 00:48 (UTC)[返信]

保守二大政党制?[編集]

言いたいことはわかりますが。なんとも変だなと思うことが目白押しで。まず戦前の日本には政治結社の自由はありませんでした。社会民主党 (日本)の1901年版のを見てください。--Saiyuki 2006年8月4日 (金) 03:07 (UTC)[返信]

そもそも保守二大政党制という類型を設けて説明すること自体に意義があるでしょうか?学術的にはこのような類型が取り上げられることはほとんどありません。また政党システムの機能の仕方という観点から見れば二大政党制と何ら変わる点がありません。すなわち政党システムの類型の本来のあり方から考えると、不要な類型であると思います。その上現代のアメリカやカナダをこのような類型に当てはめるのは適切さを欠きます。そもそも社会主義政党、そこから派生した社会民主主義政党が存在しないので政策上の距離が少なく両方とも保守政党という見方は非常にバイアスがかかってるように感じますが如何でしょう?Winston 2006年11月15日 (水) 09:07 (UTC)[返信]

当記事の整理案[編集]

当記事の節構成を含む全体的な整理を提案します。(1)当ノートで意見が出ていますが、節の「保守二大政党制」は独立した節とするほどの特筆性がありません。マスコミで使われる事もありますが、明確な定義がある訳ではなく、制度上は「保革二大政党制」「左翼二大政党制」などもありうる、単なる修飾詞です。(2)節名の「主な国家」も不正確です。そもそも「二大政党制」は、国家制度としては「複数政党制」で、単に「そのうち2政党が実際には多数という状態」にすぎません。勿論、小選挙区制など二大政党制に誘導する選挙制度や、英米の伝統・特徴・実績は大きいものの、正確には「英国は二大政党制の国家である」ではなく、「英国は現在は二大政党制(の状態)になっている」で、時期にもよります。従って節名は「例」とすべきです。(3)例示される各国の政党は、ごく簡潔に記載すべきです。対象の2党(および影響を与えている第三極)を例示すれば良く、各国の政党の歴史や背景や動向など、詳細な記載はすべきでありません。これらは各国や各政党の歴史・政治の記事にも書かれており、重複しています。(4)参考までに各国語版を見ても同様です。英語版(en:Two-party system)、フランス語版(fr:Bipartisme)、ドイツ語版(de:Zweiparteiensystem)、中文版(zh:兩黨制)の記載内容は大差なく、概要で二大政党制の特徴を記載した後は、各国は例として簡潔に記載されているだけです。(5)以上を前提に提案です。便宜的に英語版(en:Two-party system)を参考に、当記事の構成全体を整理し、各国の記載は例として簡潔にします。特に異論がなければ1週間後に反映予定です。--Rabit gti 2010年5月2日 (日) 03:17 (UTC)[返信]

報告 1週間以上、特に異論が無かったので、合意されたとみなして反映しました。(1)「保守二大政党制」は節を廃止して「例」の中での呼称例としました。(2)「主な国家」は「例」としました。(3)各国の例は、ごく簡潔にしました(詳細は各記事と重複のため)。(4)全体構成も各国語版を参考に、基本は概念と特徴の説明とし、「例」は後半としました。また、二大政党制は複数政党制の1状況である事、その定義は学者や時期や観点にもよることを追記しました。あまり表現がうまくないので、至らない点は皆様の編集をお願いします。--Rabit gti 2010年5月9日 (日) 08:42 (UTC)[返信]