ノート:上級王

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指輪物語』はあまり読んでいないので分りませんが、『ナルニア国物語』に「上級王」という語が出てきた覚えがありません。私が忘れているだけでしょうか?よろしければどの巻のどこに言及があるのか教えて頂けますか?--Five-toed-sloth 2009年4月11日 (土) 00:31 (UTC)[返信]

映画版で、エドマンドがミラースに対し、ピーターの地位を説明している場面の日本語版で、『上級王』(high king)と出てきます。YODAFON 2009年4月17日 (金) 16:39 (UTC)[返信]
なるほど映画版ですか!その存在を忘れていました。見たことはありませんがそう仰るなら信じます。疑って申し訳ありませんでした。…ところで厚かましい提案ですが、脚注か何かを使ってその旨を本文にも軽く記載してみてはいかがでしょうか(やって下さるならついでに{{告知}}の除去もお願いします)。--Five-toed-sloth 2009年4月17日 (金) 18:09 (UTC)[返信]

上王という訳語[編集]

ケルトの社会において、地方族長(リー)の上位に位置する広い領域の支配者としては、「上王」(Ard Ri、アード・リー、high king)という訳語があります。記事の記述を見ると、記事作成者は、ケルトの社会での上王(Ard Ri、アード・リー)の存在や、歴史的な称号・地位の存在について一切言及しておらず、ゲームやトールキンの作品だけについて言及しているが、これは、high king が元々ケルト社会における支配者の称号として使用されていたたということを知らなかった為と言えます。

つまり、ケルトの社会に「上王、アード・リー、high-king」があるので、トールキンがこれを援用したので、その逆ではないのです。現在、ケルト関係の参考資料が見つからないので文献としては提示できませんが、Google で調べてみられることです。トールキンとは関係なく、ケルトの社会には、「上王」が存在したことが分かるでしょう。また、英語版のen:High kingを参照してください。トールキンの high king は援用として出てきます。

上王か上級王かについては、上級王はおそらくトールキンの翻訳から出てきた訳語だと思え、元々はケルトの支配者称号は「上王」という言葉であったはずです。もう少し文献資料が出てきた場合改名か別記事の立項を提案しますが、どなたか、資料を持っている方の意見もお聞きしたいです(わたしは、資料を持っていないのではなく、多数の段ボール箱に大量に収納しなければならない状況となって、行方が分からないのです)。

なお、英語版のen:High Kingとinterlinkを、拙速に結ばないよう注意してください。High King は非常に色々な支配者の称号で使用されており、ケルトの Ard Ri は High King と訳されている一つの例です。もう少し歴史的な「アード・リー」やその他の王者の記事・記述ができてから、interlink は考えるべきでしょう。--Stella maris 2009年4月29日 (水) 09:31 (UTC)[返信]

勉強になります。ただ、interlinkは、記事の内容が同一であることを意味するものではないので、特に差し支えないように思います。--Mbdnoob会話2012年5月7日 (月) 07:56 (UTC)[返信]
ケルト関係の書籍で「上王」が定訳として用いられているのはStella marisさんのおっしゃる通りであると思います。ただトールキンがそれを援用したとする出典を探すのは骨が折れそうですね。彼のキャリアからすればそう考えた方が自然なことは確かですが。「上王 (ケルト)」を「上級王」とは別に新規に立項するべきかもしれません。--雲霞会話2016年1月2日 (土) 15:06 (UTC)[返信]
一応出典として、『アイルランド文学小史』のp.15を挙げておきます。歴史の記事の出典に文学史の書籍を用いることが適切であるかにはやや疑問が残りますが、ここでは上王に対してハイ・キングというルビが振られており、上王とハイキングの対応が明確に示されています。--雲霞会話2016年1月30日 (土) 16:51 (UTC)[返信]
創元社の『ケルト事典』p,248の方が出典としては適切かもしれません。ここでは上王、ハイキング、アルド・リーの対応と、アルド・リーという言葉が意味を持っていたのは主に文学の中のみであった旨が書かれています。トールキンの件については私の手には完全に余るのでどなたかにお任せしたいところです。--雲霞会話2016年1月31日 (日) 01:05 (UTC)[返信]