ノート:ルーベナール

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出典の検証[編集]

現時点で唯一の出典である『デズモンド・モリスの犬種事典』を確認したところ、現状の記事とは大きな乖離があることが判明しました。

  • 索引には「ルーベルナール」「レウヴェナール」「レーヴェナール」いずれの表記も掲載されていません(アルファベットの「Leauvenaar」もない。)。独立の見出しとしては収録されていないようです。そこで子孫とされる2つの犬種名を探しました。
  • 索引には「ベルジアン・シェペード・ドッグ・グローネンダール」はありません。「ベルジアン・グローネンダール・シープドッグ」の項(pp.350-351)はあり、「ベルジアン・シェパード」・「ベルジアン・シープドッグ」他複数の別名に言及がありますが、「ベルジアン・シェペード・ドッグ・グローネンダール」はありません。「ルーベルナール」(「レウヴェナール」「レーヴェナール」)への言及はありません。
  • 「スキッパーキ」の項(pp.499-500)に唯一、「ルーベナール」への言及を見つけることができました(「ルーベナール」ではなく)。スキッパーキの起源についての3説が併記されています。モリスは第3の説には否定的ですが、残りの2説については保留しています。第1は「スピッツ犬の小型版」、第3は「ポメラニアンと、ある種のテリアとの交配種」という説で、「ルーベナール」が登場するのは第2の説です。以下に引用します。
第2の説で、スキッパーキは小型化された牧羊犬であると主張する。すでに絶滅した、ルーベナール(Leauvenaar)というベルギー原産の黒い牧羊犬が現在の2犬種に分岐し、1種は大型化して大型のベルジアン・グローネンダール(Belgian Groenendael)に、もう1種は小型化して小さなスキッパーキになったと考えられる。

総合すると、本記事の内容とは大幅に異なっています。まず記事名からして、「ルーベルナール」ではなく「ルーベナール」です。その「ルーベナール」に関する記述は、「ベルギー原産の、すでに絶滅した黒い牧羊犬であり、一説によればスキッパーキとベルジアン・グローネンダールの祖先になったもの」というだけです。本記事中のそれ以外の内容はすべて検証不能であり、独自研究のおそれもあります。またスキッパーキとの関連について、出典では3説のうちの1つとして挙げられているにすぎないものを、疑いのない事実として描写しているのも、独自研究のおそれがあり、中立的な観点に反しています。

現状の記事内容はほとんど検証不可能なので、追加の情報源が見つからない限り、白紙化に近いレベルの除去が必要になります。上記の通り『デズモンド・モリスの犬種事典』に依って書ける内容はあまりにわずかであり、果たして単独項目に適したものかどうか、疑問が残ります。仮に単独記事として残す場合でも、改名を検討する必要があります。--Trca会話2015年7月3日 (金) 09:35 (UTC)[返信]

一応、移動して改稿しました。書けることが少ないので、特筆性にかけるようにも思われ、あるはスキッパーキに統合してもよいかと思われます。英語版ではen:Schipperkeにいちおう言及があるようでした。--Aotake会話2015年9月16日 (水) 06:58 (UTC)[返信]