ノート:ラフレシア

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分類について[編集]

DNA分析からスミレ科と判明。


2007年1月12日の朝日新聞では[1]と出ていて、トウダイグサ科と判明したことになっていますが。Tan--202.214.30.9 2007年1月12日 (金) 07:30 (UTC)[返信]

まだ原著論文まで目を通していませんが、まだ分子系統解析で、どの系統の枝につながったという段階ですよね。分子系統解析は分析法によって異なる解釈が出ることもありますし、遺伝子が横に動く現象に影響を受けていたということもあります。研究一本だけではなく、いくつもの関連研究が積み重なってから、分類学的な記載処置が行われて、分類学的な位置の確定が完了したということになるわけです。今の段階で、スミレ科だのトウダイグサ科の内群に確定して、ラフレシアのウィキペディアでの記述の科の表記を変更するというのは、時期尚早です。--ウミユスリカ 2007年1月12日 (金) 08:37 (UTC)[返信]

世界最大の「branched flower」[編集]

NHKのテレビ番組より スマトラオオコンニャクの花が世界一と言っていました。 ギネスブックにも書いてあるみたいですが、「世界最大」という下りはどうするんですか?

corypha umbraculifera(コウリバヤシ、行李葉椰子、Talipod Palm)が「branched」(枝分かれしているもの?)の中では高さ24mにもなる最大の花を咲かせるそうです。スマトラオオコンニャクは「unbranched」(枝分かれしていないもの?)の中で最大の花、そしてラフレシア・アーノルディは単体の花で最大とのことです。

植物には詳しくないので「branched」「unbranched」のニュアンスがよくわかりません。詳しい方お願いします。

参考:http://en.wikipedia.org/wiki/Talipot_palm

植物の単体の花は、本来雄の胞子や雌の胞子をつける胞子葉から進化してきたおしべやめしべをつける、単体の単位的な茎(シュート)です。で、この花をつける穂(花序)は、葉の腋芽から花という単体のシュートをひとつずつ分岐させたこれまた単体のシュートとみなせます。また、花序の中には、単体のシュートから直接花を分岐するのではなく、葉の腋芽からいくつものシュートを出し、さらにそのシュートの腋芽から花を分岐させる複合的な構成をとるものがあります。ですから、最初に挙げた、胞子葉を直接つけた単体のシュートとして最大なのが、ラフレシア・アーノルディ、花を腋芽からいくつも分岐させた単体のシュートとしての花序で世界最大なのが、スマトラオオコンニャク、元のシュートから二次的に分岐したシュートから花を分岐させた複合構造を持った花序として世界最大なのが、コウリバヤシということになります。--ウミユスリカ 2006年7月5日 (水) 00:03 (UTC)[返信]