ノート:ホパーク

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編集意図について説明[編集]

まず大変興味深い項目のご寄稿に敬意を表します。今回の編集はほとんどが日本語としての言い回しを(すでに十分こなれた日本語になっていますが)より自然にするためのものですが、en:Hopakの原文と照らし合わせた上で一部内容に関わる修正を施しました。それについてここで説明しておきます。

まず、「ウクライナの社交ダンス」という記述がありましたが、社交ダンスに対応する英語版の項目はen:Ballroom danceであり、en:Hopakの原文にあるen:Social danceとは意味内容が微妙に違うようなので、ここは単に「ウクライナの舞踊」としておきました。

次に、History の節には「A primary distinction was the gender of the participants - all male - as opposed to the predominantly all-female ritual dances」とあり、ホパークが浸透する以前のウクライナ農村部の儀式的な舞踊は女性のみによるものだったようです。従って「男女両方が参加する儀式舞踊」という部分は「女性のみによる儀式舞踊」と修正しました。もしこの部分が Wikipedia の英語版以外のより信頼性の高い資料を基にしているのでしたら、お手数ですが修正し直して下さい。

それから「The dance is supposed to evoke a sense of improvisation, so the pace of the music changes from segment to segment, allowing dancers to distinguish themselves.」は正確な意味を汲み取るのが難しい文章ですが、私は以下のように解釈しました。

  • The dance は evoke の主語。従って「The dance is supposed to evoke a sense of improvisation」は「ホパークの舞踊の性質は(踊り手自身及び伴奏者の)即興精神を呼び起こすものとされている」。
  • さすがに小節ごとにテンポが変わるというのは不自然なので、segment は小節ではないと思います。ヴェルホヴィーネツィによる振付けについての解説の部分で「a second, slower segment danced only by women」という表現が出てくるので、この場合 segment は「3-part dance」の part と同義に用いられているものと理解していいと思います。従って「the pace of the music changes from segment to segment」は「(音楽が舞踊に促される形で)各部のテンポが変化する」。この部分は History の節で「These dances were not tied down to specific rhythms, and the dancers could change tempo at any point.」と述べられているのに対応しているのではないかと思われます。
  • distinguish oneself は「有名である。目立っている」といった意味の成句、dancers は distinguish の(目的語ではなく)主語。この部分はEncyclopedia of Ukraineの「which allows individual dancers to display their talents within a larger dance group」という記述に対応しているものと思われます。従って「allowing dancers to distinguish themselves」は「個々の踊り手が(群舞の中でも)目立つことが可能になっている」。

以上の考察に基づいて、この部分は少し文章の順序をいじって「ホパークの舞踊は即興の感覚を呼び起こすものとされ、そのために大人数による群舞の中でも個々の踊り手が目立つことが可能になっている。音楽のテンポも各部の舞踊に応じて頻繁に交代する。」と訳しておきました。ただし私もあまり英文読解能力には自信がありませんので、この解釈には誤りもあるかも知れません。英語やホパークについてより詳しい方に修正していただくことを歓迎します。

最後に、YouTube の動画へのリンクがいくつか張ってありましたが、どうも私には著作権をクリアしているようには思えなかったので全て削除しておきました。復帰させる場合には映像の著作権者による正規の投稿であることを必ず確認して下さい。それから「音声のサンプル」としてリンクしてあったページですが、著作権的に問題はないものと思われますがCDの販売サイトへのリンクというのはあまり望ましくありませんのでこれも削除しました。どうぞご了承下さい。--sergei 2009年5月15日 (金) 10:03 (UTC)[返信]