ノート:フラムスティード番号

ページのコンテンツが他言語でサポートされていません。

「未検証」タグの貼付について[編集]

記事名の英語表記も含め、英語版との一致が見られますが、変更履歴を見たところ、履歴不継承のようです。また、以下のような疑義も見られます。

  • Flamsteed designation
フラムスティード番号は「フラムスティード数字」あるいは「フラムスティード数」ともいい(「フラムスティード」は人によって「フラムスチード」とも表記される)、英語では通例 Flamsteed('s) number という。 designation は、この場合、nomenclature あるいは notation 「命名法」の意味と捉えたらよい。
  • ジョン・フラムスティードが考案した
フラムスティードの "Catalogus Britannicus" (Historia Coelestis Britannica 第3巻所収)に通し番号は存在しない。
  • 1712年の『大英恒星目録』 (Historia coelestis Britannica) で最初に発表
1712年に出たHistoria Coelestisエドモンド・ハレーの手になる予備版(ミットンによる。「海賊版」と呼ぶ人もいる)は、そもそも収録されている星が1725年版と異なる。
  • フラムスティードの死後の1725年に出版された『天球図譜』 (Atlas Coelestis) が最終版となった。
1725年に出版されたのは星表 "Catalogus Britannicus" を含む Historia Coelestis Britannica (厳密にはその第2巻と第3巻らしい)である。星図 Atlas Coelestis が出版されたのは1729年である。フラムスティードの星図はフランスのパリで1776年に出版された第2版が『フラムスティード天球図譜』として邦訳・復刻されているが、番号は見られない。
  • バイエル符号より数が多い。2554の天体に付けられた。<!--英語版より。廃止されたものを含むかどうか不明-->
数の根拠が不明。手持ちの資料では、"Catalogus Britannicus" の収録星数は2,935星となっている。(英語版 John Flamsteed でもそうなっている)
  • [[シリアルナンバー|通し番号]]
シリアルナンバーがリダイレクトしているシリアル番号では意味が違うようである。
- つづく - --Bay Flam 2008年12月31日 (水) 02:16 (UTC) 修正--Bay Flam 2008年12月31日 (水) 13:17 (UTC)[返信]


シリアル番号も翻訳からスタートしているためか、ややこしい表現になってますが、「通し番号」という意味とシリアル番号の説明する意味は同じですよ。もし、フラムスティード番号が「通し番号」の意味でないなら間違ってるわけですけど。以下、シリアル番号の定義分から抜粋しておきます。
ある決まった整数値によって個々の識別をするために割り当てられる一連の数である。情報工学におけるデータ処理での識別に使われるようになった。シリアル番号は通常、負の値はとらず、1 または 0 から始まる。
Carbucketty 2008年12月31日 (水) 02:47 (UTC) ちょっと修正。--Carbucketty 2008年12月31日 (水) 02:59 (UTC)[返信]
英語の serial number は「続き番号」という意味ですから、英語の文脈でなら(おそらく)問題はないでしょう。しかしながら(一例として)、『プログレッシブ和英中辞典 第2版』(小学館、1993年)では、通し番号は serial number ではなく consecutive number となっていますし、『プログレッシブ英和中辞典 第3版』(小学館、1998年)では serial number の語義(というより訳語)として「通し番号」のほか「(製品の)製造番号」とあります。英語の serial number はともかく、日本語の「シリアル・ナンバー」ないし「シリアル番号」は後者の意味で使われているように思われるのですが。それでちょっと、当該個所が(主として情報工学においての用法が説明されている)「シリアル番号」にリンクされていることに違和感を覚えたものです。シリアル番号からリンクされている製造番号もご覧になってください。--Bay Flam 2008年12月31日 (水) 13:09 (UTC) 修正--Bay Flam 2008年12月31日 (水) 13:17 (UTC)[返信]
『通し番号』を(辞書的にではなく)百科事典的に説明するならば、シリアル番号の内容と近いものになるだろうとは思いますが、これ以上の主張はここでは場違いになりますので、以降自粛いたします。
で、フラムスティード番号の説明に『通し番号』へのリンクは、まあ不要でしょうね。現状のようにリンクはなくても問題ないかと思います。という事で、大変お騒がせいたしました。--Carbucketty 2009年1月5日 (月) 02:53 (UTC)[返信]

コメント Bay Flam様へ。過去の議題に今更すみません。天文学大事典(書籍情報は記事に書きました)を元に記述を修正しました。一方、天文小事典(地人書館 ISBN 8052-0464-8 初版第1刷)p271によると、1712年のニュートンとハレー刊行の無許可の予備版が初出で、1783年ラランドはそれを利用しただけ、のように記述されています。両論併記とすべきかもしれませんが、「わからない」と書かれている方を採用し、記述しました。--Sutepen angel momo会話2015年7月7日 (火) 10:05 (UTC)[返信]

コメント 両論併記の先例としては、HIROPON さんによるこちらのページがありますね(HIROPON 「紗夜香の星空喫茶 - 4杯目 星の名前物語」『HP2!』)。タイム・スタンプは2001年7月9日です。ハレー説はミットンが提示していますが、実はハレー版の「大英恒星目録」は Coelum Australe Stelliferum と同じで、番号は5つ飛ばしで5, 10 ,15,.... というようにしてつけられおり、1, 2, 3, 4, 5,... にはなっていません。以前にも説明したのですが、そもそもハレーの海賊版とグリニジ天文台スタッフによるフラムスティード名義のオフィシャル版では収録されている星数が違います。たとえば ι Cas はハレー版には記載されていますが、オフィシャル版にはありません。そのため ι Cas にフラムスティード番号がつけられていません。ミットンも触れているラランド説が一応定説となっています。ところが、その前年に出たボーデによる『フラムスティード星図』の改訂版 Vorstelung der Gestirne に収録されている星表に見えていますし、『フラムスチード天球図譜』として復刻されている『フラムスティード星図』のパリ・第2版の「フラムスティード星図」セクションにはフラムスティード番号は見られませんが、同書に併録されている「ブラッドリーの恒星表」には見えます。また、これもミットンが触れているのですが、ベヴィスの Uranographia Britannca に収録されている星表と注釈にも見えます。ただしこの書物、1750年に出版予定だったのですが、業者が倒産してしまったため沙汰やみになってしまい年号の通りには知られていなかったようです。このように、定説となっているラランド説も最初というわけではないのです。とりあえずは「両論併記」「わからない」でよいのではないでしょうか。近々、私も手を入れますので、そのときにまたコメントいただけたら幸いです。--Bay Flam会話2015年7月10日 (金) 05:12 (UTC)[返信]
御返事ありがとうございます。現状の版で「ラランドかハレーなどが考えられるが定かでない」として「両論併記・わからない」になっていますので、Bay Flam様の修正が入るまで、とりあえずこのままにしておきます。--Sutepen angel momo会話2015年7月10日 (金) 12:34 (UTC)[返信]