ノート:ファイアストリーク (ミサイル)

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ライトニング装備時の空力性能向上に関する記述の削除について[編集]

 ファイアストリークをライトニングが装備した際、空力性能が向上するという記述がありますが、この部分の削除を提案します。なぜなら出典が提示されておらず、また、この説が事実誤認である可能性があるからです。

 この説は2006年7月8日に英語版wikiに記載されたのが始まりで、2020年6月4日に要出典が付き、同年8月13日に該当箇所が削除されています。日本語版においては2023年6月25日に要出典が付き、同年10月30日現在においても出典が付いていません。

 続いて事実誤認の可能性について説明します。

 ライトニングはF.3からレッドトップを搭載することができますが、F.2からF.3への改良点として、①垂直尾翼の増積、②レーダーの換装、③ケーブルダクトの延長が挙げられます。①は、レッドトップの搭載に伴い空力的な問題が発生するため、安定性の確保を目的をして行われたものです。この『レッドトップの搭載で安定性を損なった』を『ファイアストリークの搭載で安定性を得た』と認識していたとするなら、それは誤りでしょう。

 ライトニングの退役までファイアストリークが運用されていたのは、レッドトップの搭載には上記の諸改良が必要であり、これが行われなかった機体(F.1,F.1A,F.2,F.2A)が存在していたからです。


参考文献

八巻芳弘(2000)「純英国製超音速戦闘機開発史」,湯沢豊編『世界の傑作機No.80』文林堂,pp.25-26.

BAE SYSTEMS「English Electric Lightning」,https://www.baesystems.com/en/heritage/english-electric-lightning(閲覧:2023/10/30).--Volcano9202会話2023年10月29日 (日) 21:30 (UTC)[返信]