ノート:トワイヤン

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初版について[編集]

「ふるいにかけられタバコの煙で満たされた半日にどっぷり浸かった脆い蜘蛛の巣たちは、構造の表面に不規則に分配された生々しく重苦しいドロドロしたものになってしまった」というのは意味がよくわかりませんが、何を表している文章なのでしょうか。

あと翻訳時に版の指定が抜けているようですが、こういう場合は後で補足したりする必要があるんじゃなかったですか。--頭痛会話2016年7月30日 (土) 13:02 (UTC)[返信]

新着投票所から来ました。版指定に関してはコンテンツ翻訳を使うと、元記事にoldid付きでリンクが付くので問題無いと思います。訳についてはフランス語はお手上げですので失礼します。--FMmice (会話/履歴) 2016年7月30日 (土) 13:35 (UTC)[返信]
コメント 初版を翻訳で作った者です。問題の箇所は、"Cependant, les fragiles champs arachnéens baignant dans un demi-jour tamisé et enfumé sont remplacés par des pâtes crues et lourdes réparties irrégulièrement en surfaces structurales3." の翻訳ですが、私にもわからないのですよね。この部分は文学的な表現なのでおそらくは、Adam Biro & René Passeron, Dictionnaire général du surréalisme et de ses environs, Office du livre, Fribourg-Paris, Suisse et Presses universitaires de France, 1982, p. 405-406. からの引用です。おそらく、引用元にはこれの直前に「人工主義」の作品の紹介か描写があったと思われますが、Wikipedia フランス語版でこの部分を書いた人は、引用し忘れていると思われます。たぶん、シュティルスキーとトワイヤンが彼らの人工主義に基づいて作った作品はタブローか何かで、絵の具の線を細く盛り上がらせて、蜘蛛の巣のようなマチエールを持ったものであって、どのタブローを出品しようか、二人で半日かけてとっかえひっかえ選別しているうちに、薄汚れてダメになってしまったという意味かなと思いました。tamiser は「篩いにかける」が第1義ですがそこから派生して「選別する」の意味もあるようです。あるいは、今改めて読み返して思うのですが、"surfaces structurales" とあるので、立体造形物で、蜘蛛の巣状の何かが架橋されているようなオブジェかもしれません。蜘蛛の巣状の何かが外れてオブジェの支持体かなにかにベットリ張り付いたのではないでしょうか。これらの想像が、当を得たものかそうでないかは、上掲書を手に入れて確認するしかないのですが、私は手に入れられないので、誰かにやってもらえるとありがたいです。いずれにせよトワイヤンの人工主義が実際にどのようなものであったのかを、日本語で記述したものとしては貴重かもしれない(逐語訳でも、ないよりマシ)と考えて翻訳時に省略しませんでした。--QuirkyQuidnuncY会話2016年7月31日 (日) 03:55 (UTC)[返信]
了解しました。貴重な翻訳をありがとうございます。--頭痛会話2016年7月31日 (日) 15:22 (UTC)[返信]
コメント いえ、こちらこそ、こんなマイナージャンルに興味を持って読んでいただけてありがたいです。それにご指摘がなければノートに書き置きをすることを忘れて、放置するところでした。トワイヤンが亡くなった1980年前後にフランスでは回顧展が開かれ、日本ではトワイヤンに関する書籍が少しだけ出版されたようです。1978年に巌谷国士の翻訳でイヴシクの『シュルレアリスムと画家叢書「骰子の7の目」 第10巻 TOYEN』が刊行され、1982年の『季刊みづゑ №924』でやはり巌谷国士が「トワイヤンの世界」というエッセーを書いています。この辺にひょっとしたら、人工主義について詳しい記述があるかもしれませんね。--QuirkyQuidnuncY会話2016年8月1日 (月) 16:22 (UTC)[返信]