ノート:ゼロ和

ページのコンテンツが他言語でサポートされていません。

使い方がわからないので投稿したくなかったのですが、信頼するウィキペディアに間違いを見つけたので投稿しました。

>株式は、短期的に見れば証券会社の手数料を除き、ゼロ和であるという事になるが、長期的に見れば企業や市場の拡大(資本主義社会はその性格上、拡大しなければ存続できない)により、ゼロ和を脱出して正の方向の非ゼロ和に動く傾向がある。

↑の記載は誤りです。

株式は、基本的に非ゼロサムです。上昇局面では価値が創出され、下降局面では価値が減少します。一つの銘柄で見ると、株価が上昇した場合、株価の値上がり幅×発行株式数分の価値が生まれています。市場全体で見ても同じことで、全体の株価が上がれば時価総額が増え、その増えた分だけ価値が生まれています。つまり、上昇トレンドでは、時価総額が増えた分だけみんなが得をし、下降トレンドでは時価総額が減った分だけみんなが損をすします。あえて言うなら、一定期間時価総額は上下したがその始めと終わりで時価総額が変わっていない場合、その間の取引はゼロサムであったと言えます。


(株式を本当にゼロサムにするには株式市場ができる前の状態に戻さなければならない、つまり、すべての株式が0円になるか、すべての上場企業が株券を回収し発行株式を0にするかして時価総額をゼロにしなければならない。株式市場ができて以来時価総額は増え続けているので、株式をゼロサムにするのは困難。株式市場が経済に与えた影響は莫大で、価値を創造し続けており賭博とは根本から違う。もちろんハイパワードマネーが増えてるわけではないので、そこら辺が誤解を生む要因かもしれないが、株式市場は信用創造のようなもので価値を創出している。間接的にはマネーサプライも増やしている。)