ノート:ゴリオ爺さん

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疑問点[編集]

  • 梗概にある「ヴォートランはヴィクトリーヌの兄殺害の廉で警察に逮捕されてしまう。」というのは間違いでは? もともと警察に追われていた人物で、ヴィクトリーヌの兄が決闘(ヴォートランの策略によるもの)で亡くなった日に逮捕されてますが、それが逮捕理由ではないでしょう。
  • トロンプ・ラ・モール(Trompe-la-mort)が本文では「死のいかさま師」と訳されてますが、ちょっと意味がわかりません。新潮文庫訳では「不死身」となってますが。 --忠太会話2016年1月8日 (金) 14:12 (UTC)[返信]
初版投稿者です。ご指摘ありがとうございます。拝読するのが遅れました。
  • 一点目。当時の英語版では「一方その頃ヴォートランはヴィクトリーヌの兄を殺害し、警察に逮捕された。」となっていたのを勘違いして訳しました。内容的な誤りは明らかです。今の英語版でも「仲間を手配してヴィクトリーヌの兄を殺させたが、一方その頃警察に逮捕された。」と変更されています。
  • 二点目。英語版で'Cheater of death'となっていたのを直訳(誤訳?)してしまいました。フランス語で'trompe-la-mort'は「助からないと思われた重病を免れた人」というような意味があるそうです。それで「不死身」と訳されているのでしょうか。鹿島茂氏の訳 (藤原書店版) でも同じでした。
以上、訂正しておきます。ご存じとは思いますが、加筆訂正はご遠慮なさらずに。 --春秋君会話2016年4月30日 (土) 08:29 (UTC)[返信]