ノート:ゲシュタルト心理学

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 ゲシュタルトが事象を理解する仕組みだとすると、パターン化は理解した事象を説明・提示する仕組みではないでしょうか?
 「我思う、ゆえに我あり」という言葉には自分を説明(パターン化)する動機があると思うのですが……。 Nashii

「さらに、人間の意識が「りんご」であるように見えると説明するときパターン認識している。といえる。」
この日本語、異様に判りにくいと思うんですが。人間の意識がりんごであるように見えると説明するとき 何が パターン認識なのですか?絵を点や線でなく「りんご」とみる、その見え方(見る仕方)をパターン認識という、という理解でよいのでしょうか?(Setomanko 16:54 2004年2月18日 (UTC))

何が? を説明すれば、リンゴに「見える」から逆に『りんご』からパターンを読み出し、比較して…りんご…に見えると対応して、説明する。
つまり、提示されたパターンに対応するパターンを記憶の中から比較して探し出すのです。
その前提としてりんごをパターンとして認識していないないと、説明できないわけです。 Nashii
神経心理学ではこのふたつの過程を別々のものとして扱っています。
「類円形の赤っぽい形」をパターンとして認知する機能が「統覚」、そのパターンをリンゴであると認知する機能が「連合」です。
脳障害の部位によって、これらが別々に障害されることがあることからこのように分類されました。それぞれ「統覚失認」「連合失認」と呼ばれます。統覚失認の場合、景色は見えていても意味もなく色分けされた風景にしか見えない、と言うことになります。連合失認では、「この丸いの何?」という状態。Sampo 17:34 2004年2月19日 (UTC)

項目本文中の「パターン認識」に関する記述ですが、「ゲシュタルト心理学」との関連性がどうしても見出せません。ゲシュタルト要因に関する記述も加わりましたが、やはり「パターン認識」をゲシュタルト心理学の項目で扱う意義があまりないように思います。パターン認識は項目としても別に立っていますし。この際パターン認識に関する記述をなくし、ゲシュタルト心理学の生まれた経緯(要素主義との比較とか)や、今日の記述で加わったようなゲシュタルトの法則に関する記述を充実させる方に力を傾けた方が発展的だと思うのですが、如何でしょうか。ご意見がありましたらお聞かせください。 MH 19:40 2004年3月7日 (UTC)

現在英語版のゲシュタルトのページを翻訳中ですが、パターン認識はゲシュタルトの

説明になっているというか、不可欠だと思います。

ゲシュタルトを英語で説明するとメンタルイねーション、心理的に励起されるイメージ。
つまりパターンの連想、ではないでしょうか? 英語で考えると形態というのはパターンと言えそうです。

 英語版よりコピー

This 'gestalt', or 'whole form' approach sought to isolate principles of

このゲシュタルトあるいは全体のフォームは、 イソライト印象おぶ知覚 によって接近が試みられた。

perception;
seemingly innate mental 'laws',

 見るところの 本質的心理的 規則などは、

which  the way in which objects were perceived.

 ういっちオブジェクト(対象など)の 所見の中に ?? (ちょっと難しい)

These laws took several forms, such as the grouping of similar,

 これらの法則は いくつかの形式をとる、 そのようなぐるーぷおぶ同様の

or proximate objects together, within this global process.

 また、近似の対象物などを 統合し、 提示する……この全体的な プロセス(処理過程)である。
 ちょっと、あやふやですが、ゲシュタルトは英語で言えば全体のフォーム。  そして、それを認識するのが、人間のパターン認識力……といっているように読めませんか?  ドイツ語ではまったくお手上げですから、……英語のほうカラ理解したいのですが……
 ゲシュタルトの最初のアイデアは音楽のような音、の抽象的把握だったようですが、  実際の研究は、ロールシャッハテストのような、被験者の感覚を聞き取るという方法で進んだようです。 Nashii

Nashiiさんの書き込みをもとに少し整理してみました。
この 「 gestalt 」 あるいは「全体的形式 whole form」研究は知覚の諸原理を分離させようとした。知覚の諸原理とは、見たところでは対象が知覚される仕方の先天的「諸法則」である。これらの法則はこの全体的な過程の内で、似たモノをグループ化する、あるいは近接的な諸対象を結合するといったいくつかの形式を持つ。
ところで、私もMHさんの意見に賛成です。というのもパターン認識の記事を読んでみてもどれほどゲシュタルト心理学と(概念上の見た目の類似性ではなく、心理学の歴史的な経緯として)関わりがあるのかはっきりしないからです。心理学の研究史のなかで二つが絡んでるのでないと、一方でもって他方を説明することには反対です。つまり「(ゲシュタルトとパターン認識の)二つが単に似ているようにみえる」というだけで同時に説明しては、学問上の背景が違う(かもしれない)概念を混乱させてしまう恐れがある、ということです。Nashiiさんは割りと詳しそうなのでその辺の関係についは明らかなのかもしれませんが、素人としてはなぜゲシュタルト心理学の項目でパターン認識が説明されるべきかを心理学史の文脈でも説明してほしいです。もちろん、パターン認識という言葉をつかえばゲシュタルトの理解が助けられる、というお立場なのはよくわかりますが…。あ、でも二つの概念に歴史的なつながりがないからといってそういう説明をしてはいけないというわけではありません。その場合には「この二つの語は本来関係ないのだが、…」と一言書き添えられれば親切だと思います。(Setomanko 02:15 2004年3月9日 (UTC))
Setomankoさんのご指摘も参考にしつつ、19:40 2004年3月7日 (UTC)に私が提案した方向性をより具体的に提示する意味で、加筆・再構成をしてみました。より詳しい方に、ご自由に加筆・訂正・再構成などしていただければ幸いです。もちろん自分も、もうちょっと文章を書き加えようと思っていますが。 MH 16:39 2004年3月9日 (UTC)

そうですね。学問のジャンルとして全然違うようですね。英語は想像できますがドイツ語は語感・イメージが、想像つかないのですが、形態というのはパターンとも関係ありそうだと、思ったのですが……。なにかちがいを書き加えるほうが良いですね

それと、色々調べたらゲシュタルト(形態)とゲシュタルト心理学は別物といったような記述もありました。
心理学は人間の心を解明するのに多数の人に質問して、回答から心の働きを探っている。
しかし、分析的に調べられたのは人間の心である。
(……というのも被験者の回答、図形や音楽は人間に…、個々の要素以上の効果を発揮するわけですから)
その人間の感性……というか、部分情報から大きな全体に「対処できる」(理解してなくても)ような人間の力を理解することをが、ゲシュタルトらしいです。Nashii

パターン認識(=認知)を持ち出してゲシュタルトを説明するのは認知心理学的な解釈、言ってみればあと知恵のようなものです。
この項目の記述としては「ゲシュタルト性質の研究は認知心理学におけるパターン認知の研究に受け継がれている」という程度で充分かと思います。
またNashiiさんの上の発言はゲシュタルト療法の話か何かを混同しているのでは?Diogenesis 2004年11月15日 (月) 17:07 (UTC)[返信]

人名については「心理学者」の項との整合性も考慮してドイツ語風の読みにしています。ただし、これは議論の余地があるでしょう。 また人名の後の(ユダヤ系)との補足は外して、各人名の解説中で触れるようにすべきと思いますが。Diogenesis 2004年11月15日 (月) 17:46 (UTC)[返信]


ゲシュタルト崩壊[編集]

「ゲシュタルト崩壊」の項目についていくつか疑問点があります。

  • この記事だとヴェルトハイマーがゲシュタルト崩壊を研究していたように見えますが、それでよいのでしょうか。
  • もしゲシュタルト崩壊がヴェルトハイマーの着想でないのなら、この語が考案されたのは、誰のどの論文でしょうか。また、原語は何でしょうか。
  • ゲシュタルト崩壊は漢字に特異的に定義された現象でしょうか。
  • 1レベル上の項目「ゲシュタルトの法則」の冒頭に、ここでは視覚的な法則だけが挙げられている旨が述べられていますが、漢字についてのゲシュタルト崩壊は、純粋に視覚的なものですか。言語や文字の認識とは関係ないのでしょうか。
  • もし、漢字にかかわるゲシュタルト崩壊が言語に関係する要素を含んでいるのなら、かつ、ゲシュタルト崩壊が漢字に特異的でなく定義されているのなら、漢字のゲシュタルト崩壊とそれ以外のゲシュタルト崩壊とを混同してゲシュタルト崩壊を記述してもよいのでしょうか。言い換えると、そのような場合、漢字のゲシュタルト崩壊を、ゲシュタルト崩壊の一般的な例として紹介してよいのでしょうか。 --Shaz 2007年3月5日 (月) 15:41 (UTC)[返信]