ノート:ケルマーンシャー州

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改名について[編集]

ケルマーンシャー州からケルマンシャー州への改名は、ノートページにおける議論を経ていないので、いったん戻しました。「元の発音に近い」ことを優先する原音主義にも一理あるのですが、「ケルマーンシャー州」という記事名が、即時改名できるほど不合理なものであるとは言えません。あらためて、他の記事名に改名するべきだ、というご意見をお持ちの方は、仕切りなおしでノートページに議論を立ち上げるところから始めてください。なおその場合、議論場所を「ノート:イランの州」か「ノート:イラン」にした方が効率的かもしれません。--ねをなふみそね会話2019年4月15日 (月) 01:08 (UTC)[返信]

以前調べたことがあるのですが、

  • アジア歴史事典(平凡社)ケルマーンシャー
  • 世界地名大事典第3巻(2012 朝倉書店)ケルマーンシャー
  • 外国地名リファレンス事典(2006 日外アソシエーツ) ケルマーンシャー
  • 外国地名よみかた事典(2008 日外アソシエーツ)ケルマーンシャー、ケルマンシャー

となっていました。「ケルマンシャー」もないわけではありませんが、日本語表記としては「ケルマーンシャー」が普通のようです。--Pekanpe会話2019年5月10日 (金) 09:42 (UTC)[返信]

同じ人によって「ケルマーンシャー」も「ケルマンシャー」に直されていたので戻しました。--Pekanpe会話2019年5月10日 (金) 10:42 (UTC)[返信]
フォローありがとうございます。
  • ところで、少なくとも現代のペルシア語では、長母音とされるものは日本語の長母音ほど長くは伸ばさず、短母音と長母音の対立はむしろ音色の違いといったほうが適切だそうです(『ペルシア語文法ハンドブック』白水社、2011年など複数の文献に記載)。そうすると、原音主義の立場からは「ケルマンシャー」も一理あると思います。同じように、テヘラーンよりはテヘラン、アーバーダーンよりはアバダンの方がいいという議論もありえます。しかし、原音主義は、そもそも「元の発音」とは何を指すのかが自明でない、聴取者によって聞き取った音のカナ表記にゆれが生じる、といった問題を抱えていると思うのです。発話者によっても音は異なります。原音主義に立つと例えば「テヘランではケルムーンシャーと呼んでいるよ」といった異論に対抗できないでしょう。テヘラン訛りも「元の発音」であるからです。
  • これに対して原語の綴りにこだわる「原綴主義」なら、カタカナ転記のルールさえ固まれば、外国語の地名は基本的に誰がやっても同じカタカナ表記になります。そのため原綴主義はウィキペディア向きです。百科事典のポリシーとしては、個人の官能評価に頼る原音主義よりも客観的な文字に頼る原綴主義のほうがすぐれている、と私は思います。
  • ところが、کرمانشاه‎‎ の最後の ه‎‎ は母音が付かないけれども読むようです(あってますよね)。そうすると、「ケルマーンシャーフ」か「ケルマーンシャー」かという問題が生じてしまいます。deh 村、māh 月 なんかはデヘ、マーフでいいかなと思いますが、نشاه‎‎ と الله‎ は最後の h を「フ」で入れないほうが読者に親切かなと思います。このように原綴主義も万能ではなく例外をどうするか、カタカナにしにくいケースをどうするかという問題があります。
以上のように考えると、少なくとも改名前に多人数による相談が必須であったろうなと思うしだいです。--ねをなふみそね会話2019年5月15日 (水) 10:45 (UTC)[返信]