ノート:ウラジカフカス

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ロシアの北オセチア共和国の首都の「ウラジカフカス」という地名は、ロシア語で「カフカス(コーカサス)を征せよ」という意味です。 (因みに、「ウラジオストク」も「東方を征せよ」を意味します。地図を見ると、その「東方」には当然日本周辺も含まれると考えるのが自然でしょう。) こんな地名が現在に残っているところに、ロシア人の異民族への根本姿勢のありようが感じられます。 チェチェン紛争にしても、今回のテロ事件にしても、これまでロシア人がチェチェン人に対してどれほど残虐なことをしてきたかを考えれば、一概に「チェチェン側=加害者・テロリスト=悪、ロシア=被害者=善」と言うことはできないでしょう。 日本だって、一歩間違えばチェチェンと同じ運命を辿っていたかもしれないのです。 そういった背景に目をつぶって「テロ撲滅に向けた国際社会の協調」など、まさに噴飯ものです。

Wikipediaは個人的見解を述べる場ではないと思うので、とりあえずノートに移しました。でも、「カフカスを征せよという地名はおかしい!」などと正義感を振りかざす前にロシア語の辞書引いてみたことはありますか。ウラジェーチの項に「征服せよ」なんて意味は書いてないと思いますよ。所有する、領有する、掌握するといったような意味です。思うに、「カフカスの支配地」程度の意味ではないでしょうか。中央アジアにもトルキスタン州の州都として整備された、トルキスタン市という町があります。いや、あるいはもしかして、うちにある研究社の露和辞典が、間違っているというのでしょうか。Safkan 2004年9月5日 (日) 10:17 (UTC)[返信]

この場合、文字通りには「カフカースを統治せよ」程度の意味に翻訳されるでしょう。ただ、これだと日本語的には「(征服して)統治せよ」になるわけで(異民族の地を「統治」するためにはまず「征服」しなければなりませんからね)、結局同じような意味ということでより刺激的な「征服せよ」が好まれるのかもしれません。これに対し、Safkanさんの「カフカスの支配地」という意訳はうまい訳だと思います。--ПРУСАКИН 2007年7月26日 (木) 14:29 (UTC)[返信]