ノート:インターネット依存症

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「ネット依存の中高生が全国で推計51万8千人」報道について[編集]

「日本政府の取り組み」節で、2013年8月1日付の各社の報道を元に、首記のような説明がさっそく加筆されています。しかし「判明した」と言い切ってしまうには多くの問題があると思われましたので、「各社で報道された」と事実を述べるだけに修正しました。

例えば今回の報道によれば、ネット依存かどうかの判定は、「8個の質問で『はい』が5個以上」という条件になっています。これは記事の序文にも書かれているキンバリー・ヤング氏が考案した方法で、"NET ADDICTION"というサイトに説明があります。それによれば、"Meeting five of the following symptoms were considered necessary to be diagnosed." →「以下の兆候に5つ以上該当すれば、診断を受ける必要があると考えられる」となっています。つまり診断の必要があるかどうかを判定するスクリーニング手法に過ぎず、これで「ネット依存」の診断が決定するものではありません。

また、これは個人ブログですが、実際に厚生労働省へ電話して確認した方のブログ記事があります。これによると、そもそも「厚生労働省の研究班」という部分は嘘で、今回の件は厚労省が研究費を補助した研究者が独自に発表したもので、厚労省は関知していないということです。また、この研究はまだ途中で報告書も無く、研究自体もタバコやアルコールなどの依存が主なテーマで、ネット依存の調査はおまけ部分であるようです。もちろんこれは個人ブログ記事の情報に過ぎませんから、Wikipediaの出典とする訳にはいきませんが、少なくとも厚労省のサイトを検索しても、今回の報道にある「研究班」や「研究発表」の情報は見つかりません。

ですから、この「ネット依存」の報道内容については、きちんとした記事にするには今後の第2報・第3報メディアによる検証を待つ必要があると思います。「報道された」のは事実で出典も示せますから記事に書いてもいいと思いますが、少なくとも「判明した」と言い切ってしまうのはまずいでしょう。私も今後の展開を見て、必要であればさらに加筆・修正したいと思います。

↑すみません。署名を忘れました。--Shiro0922会話2013年8月9日 (金) 10:53 (UTC)[返信]