デヴィッド・フォスター・ウォレス

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2006年当時の写真

デヴィッド・フォスター・ウォレスDavid Foster Wallace1962年2月21日 - 2008年9月12日)は、アメリカニューヨーク州イサカ出身の作家。デイヴィッド・フォスター ウォーレスとも表記される。ウィリアム・T・ヴォルマンと並んでピンチョン以降のポストモダン文学の旗手の一人と呼ばれた。大学では論理学を学んでいたが文学に目覚める。24歳で『ヴィトゲンシュタインの箒』で作家デビュー、特に大作 Infinite Jest によって知られる。亡くなるまで大学の創作コースで教えていた。

死因は自殺とされる。カリフォルニア州クレアモントの自宅で妻に首を吊っているところを発見された[1]

「小説を読んでいるとカチッという音がすることがある。マヌエル・プイグのカチッはまるでガイガー計数機みたいだ」という元論理学徒らしい発言も残されている。

日本では、柳瀬尚紀風間賢二などが、早くからこの作家に注目していた。

『バースデイ・ストーリーズ』(2002年12月 中央公論新社)で、村上春樹の訳による短編「永遠に頭上に」が読める。

作品[編集]

小説[編集]

ノンフィクション[編集]

  • Signifying Rappers: Rap and Race In the Urban Present (1990) (マーク・コステロと共著、『ラップという現象』 白水社
  • A Supposedly Fun Thing I'll Never Do Again (1997)
  • Up Simba! (2000)
  • Everything and More (2003)
  • Consider the Lobster (2005)

脚注[編集]

  1. ^ Carlson, Scott (2008年9月14日). “David Foster Wallace, Postmodern Novelist and Writing Teacher, Is Dead at 46”. Chronicle of Higher Education. 2010年5月30日閲覧。

外部リンク[編集]