セバスチャン・ガーラー

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セバスチャン・ガーラー
セバスチャン・ガーラー・トリオ:セバスチャン・ガーラー、ニコ・ブランデンブルク、ルネ・マルクス(左から右へ)

セバスチャン・ガーラー(Sebastian Gahler, 1978年 - )は、ドイツのジャズ・ピアニスト、作曲家である。

来歴[編集]

ガーラーは最初、デュッセルドルフでジャズ・ピアニスト、バディ・カジノドイツ語版の個人レッスンを受けた。その後、アルンハイムの芸術大学でロベルト=ヤン・フェルムーレンにジャズ・ピアノを学んだ。2001年から2007年まではケルン音楽大学ハンス・リューデマンヒューバート・ヌスドイツ語版ジョン・テイラーに学んだ。他にバリー・ハリスジュリアン・ジョセフドイツ語版アダム・ヌスバウムドイツ語版ジャッキー・テラソンなどのワークショップやマスタークラスに参加した。

2003年、ベーシストのニコ・ブランデンブルクドイツ語版、ドラマーのルネ・マルクスとともにセバスチャン・ガーラー・トリオを結成し、ガーラー自身の作曲によるアルバム『瞑想』は、2009年にダブルムーンドイツ語版の「ジャズ・シング次世代」シリーズに登場した。2009年1月23日、デュッセルドルフのジャズ・フォージでの「CDリリースコンサート」で公開された[1]。トリオの2枚目のアルバムは、3年後にエーデルからリリースされた。このトリオは、サックス奏者のクラウディウス・ヴァルクドイツ語版ヴォルガング・エングストフェルトドイツ語版とも協力しており、エングストフェルトはトリオのCD『ダウン・ザ・ストリート』(Down the Streetで)にゲスト参加してレコーディングした。

歌手のインガ・リューニングドイツ語版がガーラー・トリオに加わって、フォーメーション・インディゴジャズラウンジも結成している。このフォーメーションでは、2019年までに3枚のアルバムをリリースした。最新のアルバムは New Bar Standards Volume 2 である。

ガーラーは、ペーター・ヴァイスを中心とするジャズアンサンブル・デュッセルドルフのメンバーでもある。 また、歌手のアンゲラ・ルイス、ギタリストのモーリッツ・シュタールドイツ語版、歌手ラヒェル・シャルンベルク、ドラマーのマルクス・メラー、ニコ・ブランデンブルクで構成されるグルッペ・ルイスのキーボード奏者でもある。

ディスコグラフィー[編集]

インディゴジャズラウンジ

  • 2008: Indigojazzlounge
  • 2019: New Bar Standards Volume 2

セバスチャン・ガーラー・トリオ

  • 2009: Meditation (Double Moon)
  • 2012: Trust (Edel)
  • 2016: Down the Street (JazzSick Records)

參考資料[編集]

  1. ^ Veranstaltungsarchiv[リンク切れ] der Jazz-Schmiede

外部リンク[編集]