ジョルジェ・デ・レンカストレ (第2代アヴェイロ公爵)

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ジョルジェ・デ・レンカストレJorge de Lencastre, 2º Duque de Aveiro, 1548年 - 1578年)は、ポルトガルの貴族。第2代アヴェイロ公爵英語版及び第2代トレシュ・ノヴァシュ侯爵英語版

初代アヴェイロ公爵と、第3代ヴィラ・ヘアル侯爵ポルトガル語版の娘ジュリアーナ・デ・ララの間の長子。初めトレシュ・ノヴァシュ侯の爵位で呼ばれ、1571年父の死で公爵位を襲爵。王室の縁者だったため、6歳年下の国王セバスティアン1世の近しい友人にして相談役となり、1577年の王と伯父のスペイン王フェリペ2世とのグアダルーペ会談、1578年のモロッコ遠征に同行、同年8月のアルカセル・キビールの戦いで国王とともに戦死した。

第4代ウレーニャ伯爵英語版の娘マグダレーナ・テレス=ヒロンと結婚し、間に一人娘のジュリアーナ・デ・レンカストレ(1578年 - 1638年)をもうけた。娘は従兄のアルヴァロ・デ・レンカストレと結婚、夫と共同で第3代アヴェイロ公爵となった。

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参考文献[編集]

  • ”Nobreza de Portugal e do Brasil” – Vol. II, page 343. Published by Zairol Lda., Lisbon 1989.