コンパクト符号

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コンパクト符号(コンパクトふごう。Compact Code)とは、ある情報源Sに対して、シンボルを一意復号可能な符号に符号化するとき、平均符号長Lを最小とする符号のこと[1]ハフマン符号が知られている。

瞬時符号(瞬時復号可能な符号)であるために、次の要件を満たす必要がある[2]

  1. 符号の木において、情報源シンボルが枝の先端になくてはならない
  2. 出現確率の高い情報源シンボルの符号語を短くし、そうでないものに長い符号語を割り当てる

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 渡辺 裕. “符号理論・暗号理論 - No.3 ハフマン符号化” (pdf). p. 13. 2021年5月24日閲覧。
  2. ^ 神谷幸宏, 川島幸之助『InfoCom Be-TEXT 情報・符号理論-ディジタル通信の基礎を学ぶ-』オーム社、2012年、37頁。ISBN 9784274503870https://books.google.co.jp/books?id=mrL8OorHalIC&newbks=1&newbks_redir=0&lpg=PA37&dq=%22%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%AF%E3%83%88%E7%AC%A6%E5%8F%B7%22&hl=ja&pg=PA37#v=onepage&q=%22%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%AF%E3%83%88%E7%AC%A6%E5%8F%B7%22&f=false2021年5月24日閲覧