ウィリアム・フレミング (第3代準男爵)
第3代準男爵サー・ウィリアム・フレミング（英語: Sir William Fleming, 3rd Baronet、1757年3月31日没）は、グレートブリテン王国の庶民院議員。
生涯[編集]
マイケル・フレミング（1718年没）とドロシー・ベンソン(Dorothy Benson)の息子として生まれた[1]。
エンサインとして歩兵連隊に加入したことがあり、1754年から1755年までカンバーランド州長官を務めた[1]。また、1747年7月2日に父方の伯父にあたる第2代準男爵サー・ジョージ・フレミングが死去すると、準男爵位を継承した[1]。
1756年にカンバーランド選挙区の議員第3代準男爵サー・ウィリアム・ラウザーが死去すると、次期議員として内定されていた第5代準男爵サー・ジェームズ・ラウザーが成年するまでのつなぎとして補欠選挙に出馬した[2]。ラウザー自身もフレミング支持を表明した結果、フレミングは無投票で当選したが、それでも550ポンドの出費を費やした[2]。
1757年3月31日に死去、息子マイケルが準男爵位を継承した[1]。
家族[編集]
1745年[2]、エリザベス・ペティット（Elizabeth Petyt、1700年頃 – 1788年4月22日、クリストファー・ペティットの娘）と結婚[1]、1男5女をもうけた[2]。
- マイケル・ル（1748年 – 1806年） - 第4代準男爵、庶民院議員
息子が洗礼を受けるとき、「古代への尊敬」(veneration for antiquity)という理由により先祖の姓ル・フレミング(le Fleming)に復帰しようとし、息子の名前マイケルの後ろに「ル」(le)をつけた[1]。
出典[編集]
- ^ a b c d e f Cokayne, George Edward, ed. (1904). The Complete Baronetage (1665–1707). Vol. 4. Exeter: William Pollard & Co. pp. 192–193.
- ^ a b c d Namier, Sir Lewis (1964). "FLEMING, Sir William, 3rd Bt. (d.1757), of Rydal, Westmld.". In Namier, Sir Lewis; Brooke, John (eds.). The House of Commons 1754-1790 (英語). The History of Parliament Trust. 2020年6月7日閲覧。
| グレートブリテン議会 | ||
|---|---|---|
| 先代 サー・ウィリアム・ラウザー準男爵 サー・ジョン・ペニントン準男爵 |
庶民院議員（カンバーランド選挙区選出） 1756年 – 1757年 同職：サー・ジョン・ペニントン準男爵 |
次代 サー・ジェームズ・ラウザー準男爵 サー・ジョン・ペニントン準男爵 |
| イングランドの準男爵 | ||
| 先代 ジョージ・フレミング |
（ライダルの）準男爵 1747年 – 1757年 |
次代 マイケル・ル・フレミング |